ポップ&モダン

Photo_282 ラブ☆菊柄

古い着物のハギレをちょっとだけ持っている。
私が持っているのは、いわゆる『古布』というようなものというよりも『ボロ』に近いかんじ。
貴重なものではなく、日常的でお値段もリーズナブルなものばかり。
たまにどうしても欲しくて私にしては「高いが‥」と悩んで買うこともあるが‥。
私が特に好きなのは、子供の着物柄。
女の子のものが好きなのだが、時々、男の子のもので妙にグッとくるものがある。

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左のは羽織裏だったのかなぁと思う。
汽車や飛行機の間に『月のなかのウサギ』みたいな柄があったり水玉があったりして、
かなりそそられた布。
ただし、かなり古くシミや穴が多し。
右のは小さい男の子とサルとおもちゃ柄。
男の子のものは柄にチェックが入っていることが多い。
男の子の赤ちゃん用だったのかなぁ。

Photo_285 Paris

これも男の子のもの。リス柄なのだが、よ~く見ると「PARIS」の文字が‥。
おパリの公園でリスさんが遊んでいるイメージなのかなぁと思った。
昭和30年~40年の頃の子供柄には着物に限らず、よくリスさんが出てくる。あとバンビ柄ね。

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私はよく、中国雑貨屋さんに売っている針山、唐子ちゃんが手をつないで10にんくらいくっ付いたやつ、その唐子ちゃんに似ていると云われる。
だからというわけではないが、唐子ちゃんのような、丸々した子供の柄にも弱い。
もちろんこけしちゃん柄も。
こけしちゃん柄は今、すぐ手の届くところにないのでまた別の機会に紹介しようと思う。

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カタバミ柄やひょうたん柄も好きだ。
カタバミって少し和風クローバーみたいでしょ。
ひょうたんはおしゃれなひとの長襦袢や羽織裏によく使われているのかなぁと思ったりもした。

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たちばな柄も好きだ。カタバミといい、たちばなといい、図案化されたときがとってもキュートなところと楚々としたところが好き。
京都の平安神宮にはカワイイたちばなと桃のお守りが売っている。
機会のあるかたはぜひ手にとってみてネ。
器の柄も好きなのだが、これはあまりないのと、たぶん根強いファンがいるからだと思うのだが、なかなか安いお値段では出てこない。
右の写真のものも、ちいさいハギレ。

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壺の柄が少しあるというだけで買ったハギレ。
手触りからすると絹ではなく木綿っぽいかんじがした。
私は壺といい器といい、置物っぽい柄も好きみたい。

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そんな私の超・超・お気に入りの布!
たぶん、男ものの羽織裏と思われるカッコいい煙草柄。
色も茶と濃紺に薄荷色でお気に入り。
はじめて見たときからクラクラした。
値段も見ずに買ったので、またクラクラしたのだが後悔はしていない。

こういうハギレたちを眺めていると、日本ってこんなにカッコよかったんだぁ、と思う。
それに気がついたからこそ今、私のように買い求めて再利用したり、お気に入りのハギレを額に入れて部屋に飾ったりしたりするのだろう。
きっと、そんな今もカッコいいんだ。うんうん。

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