まちをさるく。  熊本 ①

1go

「あぁ、これから忙しくなるんだなぁ~、今のうちにどこかへゆっくり出かけたいなぁ~。」
‥と胃痛のさなかフト考えた。

「でも、休めても二日間だよなぁ~。あっ!あの展覧会がっ、あるんだったっっ!!」
‥と思い出した。

「Sちゃんにも逢いたいしぃぃ~heart01
‥ちなみにSちゃんはザンネンながら女だ。

そうとなったら‥‥bullettrain dash dash dash

3 さぁ、乗るのじゃ~!
4 つばめに!
Photo もちろんボクも一緒だよ。

熊本駅から市電に乗って、Sちゃんとの待ち合わせのホテルに行って手荷物を預けた。
これから、テクテク歩くのだ。

目的地までの道のりは、古い建物を生かした街づくりをしているところが多い。

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Photo_2 Photo_4

車が一台通れるくらいの道をふたりでオシャベリしながら、テクテクと歩いた。
昨日も一昨日も逢っていたかのように、以前、一緒に働いていたときのように、取り留めのない話をしながら歩いて約20分くらいで、最初の目的地に着いた。

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夏目漱石は、明治29年4月から4年3ヶ月のあいだ、熊本で暮らしていたのだが、その間6回
転居していて、この5番目の内坪井の家には一番長く暮らしたそうだ。
その5番目の家が小さな記念館のようになっている。
実際、漱石が暮らした家のなかに入って見ることができるのだ。

Photo_8 このキシキシと鳴る廊下を歩いたのだろう。
Photo_9 書院の障子がステキ。

漱石のおもかげを見るかのように家のなかへと入っていくと‥

Photo_10 あ、あのひとはっっ?!
Photo_11 漱石先生ではっっ!!

私は漱石の句では、『猫も聞け、杓子もこれへほととぎす』というのが妙に好きなのだが、思わず、その句を口ずさむ気分になった。
いや、いい意味でね。

Photo_12 漱石みやげ。
Photo_13 教え子の寺田寅彦ゆかりの小屋。

Photo_14 ゆったりとした時が流れている。

縁側に座って、ポカポカ天気に照らされたお庭を見ながらボォ~としたときを過ごす。
私はけっして熱心な漱石ファンではないが、『草枕』は好き。
この家には、貴重な原稿だとか、ゆかりの品物だとかがあるわけではない。
ただ、この家で漱石が暮らしていた、ということだけ、それだけ。
目には見えない、お金には代えられない、空気を感じて吸う場所なのかもしれない。

Photo_15 それでも、これは欠かせないのだが‥。

また、テクテクと今度は電停まで歩いた。

Photo_16 途中見つけた交番。
   

電車に乗って着いた町も古い建物を生かした街作りをしている。
Photo_17 ステキな洋館。
2_2 ランチはここで。

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          Photo_22  落ち着いた店内

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           美

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フレンチ、イコール、ソースや生クリームを使ったモノといった概念を吹き飛ばす味で、お店の
名前の『塩胡椒』のとおり、主な味付けは塩胡椒なのだ。

Photo_28 紅茶のムース

このデザートの紅茶のムースがまた美味しかったのだ~。
上にかかった紅茶のソースが甘い、と思うでしょ?
甘みがあるのは下にあるムースで、この紅茶のソースはまったく甘くなく、紅茶のエキスのような少しだけ苦いソースで、ムースと一緒に口のなかに入れると絶妙な味が~~shine

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     Sちゃん、美味しいお店に連れていってくれて、ありがとう!

身も心もおなかいっぱいになった私たちは、近くにある塩の専門店に入ってみた。
そこで、美味しい塩や、すっごくいい香りのハーブソルトを買った。
お店の外には、ある乗り物があった。
その乗り物を運転している青年(大学生)が、店内で休憩していた。
アーケードのあるところの近くまで、二人だといくらかなぁ?と聞くと、一人400円です、と。
私たちは乗っけてもらうことにした。

Photo ベロタクシーなのだ~!

二人も乗って大丈夫?と心配したが(しかも、ひとりは私だ)、電動自転車なので大丈夫らしく、「楽勝ですよ~♪」と、青年は笑顔で漕ぎ始めた。
道々、由来などを案内しながら連れていってもらえるのだ。

2 一生懸命漕いでいる笑顔の青年。

小さい橋をふたつ渡って、裏通りを走って、気持ちのいい風を感じながら、ほんの数分だったが私たちもずぅ~っと笑顔だった。
こんなオープンカーに乗っているときは笑うしかないのだ。
ほかにどんな顔をするというのか。
なんだか楽しかったのだ。とっても。

Photo_2 ありがとネ!

てくてくさるく、は、まだまだ続くのだ。

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