その日も蒸し暑い夜だった。
母は「安かったから~」とラッキョを大量に買ってきていた。
台所は暑いから、と冷房の効いた茶の間でラッキョの皮むきを始めた。
その作業は10分20分で済むことではないうえに、テレビを見ながらしているので、
けっこうな時間がかかっていた。
ラッキョの臭いとともに、ラッキョ菌(と私は呼んでいる)も部屋中に充満してきていた。
ラッキョ菌は、玉ねぎや長ネギなどを切るときに沁みてきて涙や鼻水が止まらなくなる、
あれと同様の菌。
私んちは、ふすまや障子で仕切られた家なので、冷房が効いてきたら、
ふすまを開けて茶の間の隣の私の部屋を冷やすのだが、
その冷房の風にのってラッキョ菌が私の部屋にたまっていたのだ。
私は茶の間に居ても、自分の部屋に居ても、鼻水デロリンで目が痛く涙が止まらない状態。
ちなみにラッキョの皮むきをしている張本人(ママ)はなんともないのだ。年の功か?!
暑くてもいいから、とふすまを閉めて自分の部屋にいても、時すでに遅く、
3~4時間くらい、ラッキョ菌の攻撃にあい、ず~~~っと鼻水デロリン&涙ポロポロなのだ。
きっと私はラッキョ菌に粘膜をやられたのだと思う。
翌朝、起きたらのどが痛く、「あ~、キャッチアコールドら~」。
それから今日まで、鼻水デロリンが続いている。(2週間以上‥)
私は風邪をひいても咳が続くことのほうが多く、友人たちも「菊ちゃんは咳をしている」印象のほうが強いはずなのだ。
鼻水はすぐに止まるタイプだったのだ。
数日前まで、普通にしていると自然と鼻水がトロリンと出てくるので仕事中はマスクをしてかくしていた。
はっきりいって今の季節のマスクはプチサウナ状態で暑がり汗っかきの私は出来ればマスクはしたくないのだが、鼻水デロリンなうえに鼻をかむので、鼻周りの化粧はないも等しいのだ。トホホ‥(>_<。)
職場でも自宅でもマイ・ローション入りティッシュを抱えた日々。
すでにティッシュに1000円くらい使っている。
フト思った。
たま~~に、もしかして私のカラダは〇〇で出来ているのでは?と思うことがあるのだが、
今は、「皮下脂肪だと思っていたこのカラダにへばり付いたものは実は鼻水だったのでは?」
と思うのだ。
じゃないと、こんなにノンストップ・エンドレスで鼻水が出るわけがない、と。
ってことは、鼻水が止まるころ、私ってちょっと小さくなっているのかちら?と夢見がちになってくる。
暑さと鼻水デロリンで、すでに頭のなかはバテバテになっているのだった。
そんな私のもとに、分身のようなものが届いた。
HPで見たときから、「これって私?!」と思わずにはいられなかったもの。
菊ちゃんソックリな、コロリンなダルマこけしちゃん。
母からは「おまえにそっくり~~~!こっちを見てる~~!」と大笑いされるくらい。
友人知人にメールで写真を送りまくった。
みなさんにも大好評(?)で、「夢に出てきそう~」と云われるくらい。
正面と後ろの絵柄は決まっていたのだが、どうしても菊柄を入れてもらいたくって、
お願いしてみたところ、「どこか入れてみますね」とお返事が~。
このだるまこけしちゃんはマグカップくらいの大きさ。
私は小さいころ、親が雛人形を買ってあげると云ったのに、デパートで「怖い~~、こんな怖いのはいらない~~!」と泣いて断ったらしく、その代わりに対の姫ダルマがあった。
確かにお人形ってちょっと怖いのだ。特に和モノはね‥。
市松人形も「怖いからいらない~~」と泣いて断ったらしい。
あまり覚えてないのだが‥。
その姫ダルマも18年前の水害のときに流されてしまった。
それからずっと、なにか雛人形がほしいなぁと思っていたのだが、
今みると姫ダルマもちょっと怖いというか、錦織なかんじがあまり好きではなくなっていた。
でも、いわゆる雛人形は欲しくないのだ。ダルマなころんとしたかんじがやはりいいのだ。
そんなある日、見つけたラブリーなこけしを作っている工房のHPを見たら、
心を奪われるダルマが~~。
雛人形とは違うが、なんだか探していたものを見つけた気分だったのだ。
他人とは思えないダルマさん。
どこのこけしの工房にも、雛人形があるというのもわかり、
次はいよいよ雛人形かな~と思っているのだ。
ふふふのふ~( ̄∇ ̄*)
ちなみに、ダルマさんのほかにも、かわいいこけしちゃんを注文して届いたのだが、
それはまた後日!

