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2009年7月

2009年7月30日 (木曜日)

旅三昧

09042

5月の旅では出発したときには母と一緒だったのだが、帰ってきたのは私ひとり。
母は名古屋の叔母のところにしばらく居たのだ。
約3週間、私はひとり暮らしを楽しんだ、というか、帰ってきたら仕事もビジーなうえに旅行疲れも出てきて体調もイマイチだったので、できるだけ静かに暮らしていた。
なので友人に「ママがいないから遊びに来てね」というのもあえて云わずにいたのだ。
だって、うちに遊びに来られたら私が料理しないとなんないし~。
お部屋の片付けもしないとなんないし~。

Photo 由比町さくら海老通り(叔父と叔母)

誕生日も今年はひとりでひっそりとお祝いするべ~と思っていたのだが、わざわざ来てくれるひとがいて、仕方がない(?)ので少し料理をした。
が、しかしっ、旅行のあとデジカメの充電をするのをすっかり忘れていて料理の写真を撮ろうと
思ったけれどシャッターが押せないのだ~( ̄□ ̄;) !
ま、いっかぁ~、てことで美味しく食べて喋って楽しんだ。
昼間は姉が「ひとりで誕生日だから‥」とお寿司を買って置いといてくれた。
昼・夜とちょっとしたご馳走三昧。MOKUのケーキも食べたし~。
ちなみに友人がロゼのシャンパーニュを持ってきてくれて美味しくって少しヘロヘロになった。

その後、誕生日に買って食べた生ハムと鶏のレバーパテが忘れられなくて、また買いに行った。
シャンパーニュは高くて買えない(ってわけでもないがひとりだし~)、スプマンテの小さいサイズを買った。
一日では食べきれず、二日続けて食べた。
二日目は違うスパークリングワインのハーフサイズを買った。そして飲んだ。
土曜の夜だったので、少し酔っ払って気持ちよくなってそのまんま茶の間で寝ていたら、
気がつくと夜中の3時くらいでテレビだけが元気よく映っていた。

095291 誕生日の夜は右のサラダが‥
097 鶏の香味ソースかけだった

095293 パテと生ハムshine すんごく美味しいのぉ~heart04

お昼は、お惣菜屋さんで買ったり、お弁当を買ったりすることも多かったのだが、なぜか夜には
妙に頑張って何かしら作っていた。
母がいるときにはあんまりしないのにね。

Photo_3 富士山と河口湖(ママと叔母)

料理番組を見ていたら、バターも小麦粉も生クリームも使わずに牛乳とジャガイモのでんぷんだけでホワイトソースになっちゃう、というのがあり、「おぉ、これだ!」と思い、さっそく作ってみたら美味しかったのだ。
なので、また、頼んでもいないし誕生日でもないのにわざわざ友人がやってきたので仕方がないので作ってあげた。

097_2 ジャガイモとミートソースのグラタン
0973 美味しかったのだ~delicious

他にもカルパッチョやサラダも作ったと思うのだが食べたあとに「あ‥写真‥」と思い出したので、これだけは忘れまいと撮ったしだい。
母が帰ってきてからも、このグラタンや他に作ってみたものも作ってあげたら
「あら、美味しいがね」と喜んでいたもよう。
今度、パテや生ハムも買ってきて食べさせてあげよう、と思っている。
もちろん、スパークリングワインもね。(私しか飲まないが‥)

Photo_4 石亭にて(ママ)

そんな母は、約3週間何をしていたかというと、名古屋の叔母夫婦や岐阜の叔父夫婦と一泊二日の小旅行を何度も楽しんでいた。
河口湖のほとりのホテルでは富士山の見える露天風呂に入り感激し、桜海老づくしを満喫し、
岐阜の長良川の鵜飼が見える旅館で楽しみ、なんとか島やなんとか温泉へも行き、
蛍を見にいったり、バラ園に行ったりして、出かけては少し休み、
また出かけるというのを繰り返していたようだ。
名古屋を出発する前には従兄妹たち(母からすると甥姪)も集まり、
少し早めのお誕生会を開いてもらい、そのあと名古屋の叔母と広島へ行き、
広島の叔母と合流して高級旅館でご馳走を食べ、宮島へ行き、
瀬戸内ナイトクルージングをしながらおフランス料理を食べ、
最後は広島の叔母が母を博多まで連れてきてくれた。

私は博多まで母を迎えに行ったのだが、少し早めに行き、4月から福岡で生活している友人と
ランチをして、お店をブラブラと巡って一緒に博多駅まで行った。
友人にどうしても広島の叔母を見せたかったのだ。
なぜなら、母とソックリだから~。
母と広島の叔母は17歳も年の差があるのだが、本当にソックリで少し笑ってしまうくらい。
友人も待った甲斐があったようで「ホントにそっくり~~」と喜んで帰っていった。

Photo_5 宮島にて(ママ)

昨年の11月に母が脊椎を圧迫骨折したと聞いてから叔父や叔母たちは、もう母は名古屋や
広島に旅行に来ることはできないんだろう、と思っていたそうだ。
それが杖をついてはいるが自分の足で歩いてやってくると知り、喜んでくださった。
いろんなところへ連れていってくださり、美味しいものもたくさん食べさせてくださった。
本当にありがたく感謝の気持ちでいっぱい。
母は帰ってきてからは少し足腰がまた痛くはなっているのだが、それはあれだけ歩いたので仕方がないそうで、また少しづつよくなってくれたらと思う。

ただ、母の持ち帰ったフイルム(自分で撮ったものと叔父が撮ったもの)をプリントしてみると
ヒジョーに残念なのだ。
っというのも、「カメラマン(私)がいれば‥」という写真が多すぎるのだ(-_-;)
美しいと思われる景色や美味しそうかもと思われる料理が「どこにピントを合わせたのか?!」と思う場所にピントが合っていたり、ひとを撮っているのに写真の半分が地面だったり、と残念でならない写真だらけ。
そんななか、「100枚撮れば一枚くらいはいい写真が撮れる」という見本みたいな写真があった。

Photo_6 ビュリホ~shine

2009年7月20日 (月曜日)

Summer Time

Photo

休日は少しだけ朝寝坊をするのだが、夏は暑さに負けて早く起きてしまう。
それでも午前中のほうがまだ過ごしやすいので、久しぶりにジャムを作った。
母が前日に「安くなっていたから」とイチジクを買ってきていたのだ。
洗濯機も何度かまわして、午後はゆっくりと過ごした。
夕方近くになったら着替えて、ドルフィンポートへとでかけた。
『てづくりドルフィンマーケット』があるのだ。
いつもは日曜日の昼間に開催されているのだが、夏場ということと連休ということもあり、
今回は午後3時~8時までの開催なのだ。

719 夏の雲は忙しい

ひと通り見て、手芸材料を少しだけ買った。
旅行中やそのあと布やボタンをたくさん買ったので、あまり買い物しないように
あえて財布にはお金を少ししか入れずに出てきたのだcoldsweats01
それと作ってみたいものがあり、それを作ったものが売っていたら少し参考にしようかなぁと思っていたのだが、それは見かけなかった。(または見つけられなかったか)

このあたりは海に近いので、風も街中よりも涼しかった。
ドルフィンポート前の広場は22日の皆既日食のためのイスやテントがたくさん置かれていた。
晴れるといいのにね。

7192

ドルフィンポート前から出るバスは一時間に一本くらいしかないので、時間をみてバスに乗った。
歩くには少し遠いし暑いので、バスに乗って加治屋町まで行くのだ。
加治屋町のバス停で降りたら甲突川のほうへテクテクと歩く。
橋のたもとを遊歩道へと曲がると‥

2 川沿いには灯ろうが並んでいた
3 さらに奥のほうへ
4 灯ろうの路を歩く

紙袋のようなものをいろんな色に染めたようなかんじで、中にはロウソクが入っている。
ボランティアの方々がひとつひとつ並べて灯したのだろう。
火が消えてないかチェックして歩いているひとが数名いて、消えている灯ろうにそっと火をいれていく。

Photo_4

この夜、甲突川沿いで開催されるのが『曽我どんの傘焼き』で、子どものころは毎年観に来ていたのだが、しばらく観に来ていなかったなぁと思い、久しぶりに観に来たのだ。

Photo
曽我どんの傘焼きについてはこちらをどうぞ → click

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小さい頃(中学生くらいまで)は、こんなに大勢のひとが来ていただろうか、と思った。
スケッチしたり、かなり近くで観ていたような記憶があったのだ。
川沿いは両岸とも人が二重三重になっていて、橋も人でいっぱい。
傘に火がつけられる前に薩摩琵琶の演奏や剣詩舞道、そして自顕流の演武などがあり、そのあと締めこみ姿の男衆や稚児たちが松明を持ってやってくる。

Photo_3 傘に火を入れると

2_2 3_2

いっきに火があがり、風にのった火の粉が舞い上がる

5
6 アッという間に傘が燃える

10 櫓の火が降りてからも次々と傘を入れていく
14 私がいた場所からはこんなカンジ

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         ※くわしい映像が見られるサイト→ click

傘に火が入れられて終わるまでは15分~20分くらい。
縁日のように出店があるわけでもなく、この数十分のために集まり待っていたのだ。
暑い夏に赤く燃える炎。
ただでさえ暑いというのに、と思うひともいるだろう。
それが不思議と終わって帰るときには、すがすがしい気分なのだ。
火が落ちてから感じる川沿いの風が少しだけ涼しいこともあるだろうが、きっとそれだけではないのだと思う。

3_3

カラダのなかに湿気をため込むとよけいにきつくなるので、汗をかいてカラダのなかの湿気を出したほうがいい、とよく云われてきた。
汗かきの私は夏は本当に苦手で、毎年、軽い熱中症に何度もなってしまいヘトヘトになる。
なので、あえてぬるめのお風呂のなかで汗をかいてみたり、映画を見たあと夜空のしたを歩いて帰ってきたりする。
そうやって、たっぷり汗をかいたあとは不思議とカラダが軽くなったかんじになる。
うまく云えないが、なんだかそんなかんじと少し似ているような気がした。

6_2

終わったあと、ボランティアの方たちがまたひとつひとつ片付けていた。
祭りのあとは少しだけ寂しい気分にもなる。

こんなに暑いのも、あと1ヵ月半くらい。(多分‥)
明日からは、約10日間休みがないのだ~。
ほどほどに頑張ろ~っと。

2009年7月 7日 (火曜日)

Take me home  5月の旅 ⑧

Photo

京都3日目の朝になった。
前の晩に食べられなかったケーキをおめざに食べた。
あとで荷物は送ってもらうので手荷物は来たときと同じで少なめにして、まずは朝飯を食うべ、と部屋を出た。
え?さっき食べたケーキは、って?!
あれは、あくまでも「おめざ」で、朝ごはんはちゃんと食うのだ。
私は朝ごはんはしっかり食べます派(?)なのだ。

Photo_2 いただきま~すdelicious

錦市場から横に入ったところにある喫茶店(カフェと書いてあったが)でモーニング。
これから祇園方面へ歩くのだ。しっかり食わねば~。

この日は、お昼過ぎには新幹線に乗って帰るので、近場のところへ、ということで、天井画が観てみたかった建仁寺へ行くことにした。
その前に行ってみたいお店を覘いてみようと思っていたのだが、どこもかしこも開店が10時半~11時でシャッターが閉まっているのだ。

2 祇園の街も朝は静かだ

友人が通勤のときに歩いているというところを歩いたので、いわゆる観光客がよく通る祇園の道筋から一本二本と外したところで、それが逆に趣きがあるようなカンジさえした。

Photo_3 着いたのだ~。
Photo_4 何門かは、わからず‥

事務所みたいなところを通って中に入ると目の前に『風神雷神』が現れるのだが、残念ながら本物の『風神雷神図屏風』は現在、京都国立博物館の収蔵庫に寄託してあるそうで、お寺にあるもの(入口近くにある陶板のものと書院にあるデジタル複製のもの)はレプリカだそうだ。
ちなみにもうひとつ奥に置いてあったこれも複製かな‥?

Photo_5 少し古めなかんじだワン

風神雷神と天井画のことばかり頭にあったのだが、中に入ってすぐのところにある小さなお庭を観て、「あ~~~~っっ!!」と声に出してしまった。
以前、『新日曜美術館』の京都のお庭の特集のときに紹介されていた、とっても気になるお庭があったのだ。
気になるとはいえ、すっかり忘れていたのだが‥coldsweats01
それは、『○△□の庭』。「まるさんかくしかく」ね。
写真に撮ってもあまりわからないカンジだったので、気になるかたは実際行って観てネ~。

         moon3 くわしくは建仁寺のHPへどうぞ→ クリック moon3

Photo_6 左にちょこっと写っているのが『○△□の庭』

2_4 2_2
お庭を見ているのだワン→ 2_3

方丈の中庭は『潮音庭』といわれるお庭で、「海の波の音」という意味のほかに、「仏の説法の声があまねく聞こえている」という意味もあり、仏の教えが渦をまいて大きく広がっていく様子がこの庭には表現されているとのこと。(気になって直接、建仁寺に問い合わせた)
こちらも、新日曜美術館で紹介されていたのだった。
思いがけず(すっかり忘れていたのにもかかわらず)、観てみたかったお庭が観られてラッキーだった。

       Photo_9 こちらのお庭も有名らしい
Photo_8 Photo_12
         Photo_10

新緑のまぶしいお庭を観たあとに、枯山水のお庭を観たのだが、静かに思える枯山水のほうが動きを感じるのが不思議だった。

2_5

奥へと行くと、天井画のある法堂へたどり着いた。

Photo_14 最初の写真のこちら

中にはお釈迦様の坐像が居られて、上を見上げると 小泉淳作の双龍図がこちらを見下ろしていた。
撮影はOKだそうで、小さくしゃがんで撮ってみたが、どうしても斜めに撮れてしまうので、以前、美術館の天井を撮るときに一番きれい撮れたときと同じように‥

Photo_15

床に直接仰向けに寝そべって撮ったのだ。
もちろん、お釈迦様には足を向けないようにね。
友人には「あなたのその姿を写真に撮っておきたい」と云われた。
が、撮ってはくれなかった。携帯のカメラが壊れると思ったのか?!

Photo_16 誰もいなくてよかった

建仁寺を満喫した私たちは、宮川町へと向かった。

Photo_17 小さな横筋に入って‥
2_6 奥へと行くと
Photo_18 そのお店はある

2年前のときには定休日でショボ~ンとなった『裏具』なのだ。
がっ!しかしっ!!開店時間が12時からぁぁぁぁ~~~。
私たちが行ったときにはまだ11時半~~~~~ shockオーマイガッ
開店まで待っていたら新幹線に乗り遅れるかもしれないのだぁぁ~~~~sweat02
どうも、店内の奥にはひとがいるようだった。
電話が鳴って出たのがわかったので~。
っというわけで、友人が店の前から携帯で電話をかけて、事情を話したら開けてくださったのだ~~~crying

Photo_19

店内にはステキすぎるハガキやレターセットなどがたくさんあり、ウットリ菊ちゃん。
買うのはもちろん自分用。
気になるかたはお店を探してぜひ行ってみて欲しい。
お店のある宮川町はとっても雰囲気のあるところなわりに観光客は少ないのでオススメなのだ。

四条通に戻り、和装小物の『井澤屋』で母や叔母へのお土産を買い、バスに乗って京都駅へ行った。

Photo_20

乗る新幹線を30分くらい後に変更して、車内で食べるお弁当を選ぶために地階食品売り場をキョロキョロ~。
どれもこれも揚げ物が入っていて、少しヘビーなかんじがしたのと、ちょっとくらいお値段が高くても京都っぽいのが食べたかったので、京懐石のお店のお弁当にした。
もちろん食後のデザートもコーヒーも買った。

乗車時間が近づいてきて、友人ともお別れのときがきた。
前のときと同じように改札口を挟んで手を振った。
ポカンと寂しくなる。
ふるさとから離れた街で夢を持ち、その夢に向かって頑張っている友の姿に励まされ、何よりも楽しい3日間だった。
鹿児島にいたときに、こんなに長い時間一緒に過ごしたことがあっただろうか。
新型インフルエンザの影響で友人が思いがけず連休が取れてよかった。
3日間ずっといっしょに歩いてくれてありがとう。

Photo いっぱい歩いたね

新幹線が発車すると、さきほど買ったお弁当をさっそく食べた。
Photo_21 『田ごと』のお弁当
2_7 包みをあけて
      3_3 
おいしかったどすぅぅぅ~~~~~~heart04
これを選んで正解だった、と思いながら、小声で「おいしいぃぃ~」とつぶやきながら、ゆっくりと味わっていただいた。

Photo_22 デザート

デザートは『zinzin』のグレープフルーツのプリン。
こちらもおいしかったどすえ~。

おなかいっぱいになったあとは読書をしながらウトウト‥。
3時間弱で博多駅に着いて、いったん駅を出て天神まで行き、三越と大丸でパンを買った。
なぜなら、家には何も食べ物がないので次の朝食べるパンを買わねばならないのだ。
それと、続けて列車のイスに座っているのは腰にもよくないので、ワンクッション置いたのだ。

2時間くらい間を置き、『つばめ』に乗って鹿児島へと向かった。
九州新幹線はまだ熊本の新八代から鹿児島中央駅までしか通ってなく、博多から新八代までは『特急リレーつばめ』というのに乗るのだが、新幹線と比べるとトンネルが少なく、車窓から外の景色が見えてホッとする。

Photo_23 夕日が美しい

明日からは何もなかったように、いつもの毎日が始まる。

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