赤い薔薇ソースの伝説

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映画のキャッチフレーズは「あなたはまいにちわたしを食べる」‥。
こう書くと、なんだか違うイメージにとられそうなのだが、官能的だけどそれだけじゃあない、
『赤い薔薇ソースの伝説』。
私が初めて観たのは10年くらい前だったと思う。
最初からどっぷりハマってしまったような気がする。

主人公のティタは末っ子だというだけで好きな人と一緒になることもできず、一生親の面倒をみないといけない、というのだ。
そのティタが好きになったペドロは、一緒になれないならせめて近くに、
とティタの姉と結婚してしまう。
台所で生まれたティタが、その結婚式に作った料理。
ずっと編み続けられる毛布。
そして、要所要所に出てくる炎。
すべてが私の心のなにかに触れたのだ。

原題は『Come aqua para chocolate』。
「チョコレートに使う水のように、この水は3回沸騰させなければならない」とか、
「チョコレートを溶かす湯のように熱い情熱と性的欲求」とか、いう意味らしいが、友人いわく、
メキシコの慣用句で 『沸騰寸前』 らしい。
ラストなど、ちょっとそれって‥という感もあるのだが、ティタをしばっていた “ 家 ” とともに灰になってしまうのかなぁと思いながら観ていた。
なぜ、泣いてしまったのか、と思うのだが、それは女だからなのかなぁとも思った。
それから、玉葱を刻むときに出る涙も少しだけロマンチックなものになった、‥かもしれない。

 
Photo_115 合鴨とオレンジのミモザサラダ

この映画をみたあとは、美味しいものが食べたくなる。
もちろん、自分で作って。
私は薔薇ソースはなかなか出来ないのだが、オレンジ色のミモザソースは簡単なので作る。
合鴨のローストとオレンジはとっても相性がよく、サラダにピッタリだ。
オレンジをいちいち房から切り外すのが好きなのだ。
サラダのためだけに、1個オレンジを買うわけもなく、残ったオレンジはママレードになる。

2_50 紅茶とオレンジのママレード

いつもはオレンジや他の柑橘類だけで作るのだが、今回は紅茶を入れて作ってみた。
すると、いつものママレードとはかなり違った味になり面白かった。
ライチとラズベリーでジャムを作ると香りが薔薇っぽくなるそうだ。
今度、ぜひ作ってみようと思う。

 
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それでも、相変わらずおバカは治っていない菊ちゃんであった。

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