今日は午前中、お彼岸会法要の参拝にお寺へ母と出かけた。
きょうは休日ということもあり参拝の人も多く、参拝者のなかではかなり若手である私はもちろん椅子に座るわけにもいかず、ご法話までいれると1時間半、正座→横座り、を繰りかえしていた。
さらに今日は叔父の祥月命日なので、そのあと本堂下のお部屋で、その法要もあり、また30分正座。
そのあと、予約していたマッサージにダッシュ!
いつも行くマッサージの先生の都合が悪く、きょうは違うところに行った。
そちらも、いつも行くところの近くなので、帰りに先生の奥さんのいるニットカフェに寄ってみた。
奥さんが出してくださったコーヒーを飲みながらお喋りしていたとき、窓の外を作務衣をきた青年が歩いているのが見えた。
するとその作務衣の青年がニットカフェに入って来たのだ。
初めてではないらしい彼は、やりたい仕事の修行のために鹿児島に来て3年目で、バイトをしながら勉強しているらしい。
落ち着いた静かなカンジの青年なのだが、奥さんが云うには折り紙が得意だというのだ。
そして自分で酵母を作ってパンを焼いたり、バターを使わない美味しいケーキを作ったりするというのだ。
カフェのウィンドウ側に置いてある彼の作品を見せてもらった。
ネコやカメ、キツネやカブトムシなどなども好いのだが、箱に入った仮面ライダーのいくつかのお面が面白かった。
写真を撮らなかったことを今後悔しているのだが、それはちゃんと色分けしてあるお面なのだ。
「え?こういう折り紙が売っているのぉ?」と訊ねたら、「自分で作るんです」という答えが返ってきた。「えぇ?!作るぅぅ?!」
よく話を聞いてみると、一旦、白い紙で折ったものに色指定したものを広げて、それをパソコンで色分けした色紙をおこし出力して、それをまた折るのだ。
すると同じ仮面ライダーのお面がいくつも出来るのだ。
聞いていると、かなり気の遠くなるような話に思えるのだが、坦坦として作っているかも、と思った。
話をしていて思ったのだが、目標が定まっているからかもしれないが、どこか潔く生活しているように思えた。
奥さんと彼と私の3人で3時間くらいお喋りしていたと思う。
っといっても奥さんと私が主に喋っていたのだが。
夕方になったので歩いて帰る私は同じく歩いて帰る彼と途中まで一緒に帰った。
作務衣の彼は履物は下駄なのだが、それが一本歯の下駄なのだ。
履かせてもらったのだが、私にはまるで竹馬のようでフラフラ~。
身長177センチに加えて下駄なので頭ひとつ分以上高い。
私は叔母の家に寄るため、途中で別れた。
今度、ケーキを作ってもらうことを約束して。
彼は一本歯の下駄でサッサッと歩いて行った。
見ていたら、落ち葉を掃いているおばあちゃんに挨拶していた。
面白がっているわけではないが、なかなか興味深い青年に出会ったお彼岸の日であった。
叔母の家の玄関先にある葉っぱが赤く色づき始めていた。
秋の足音を聞いたようだった。
叔母の家からまたテクテクと歩いて帰った。
いつもマッサージのあとは散歩しながら家まで帰る。
汗かきの私は、真冬以外、家に着く頃には汗ビッチョリになる。
実はそれが後々スッキリして気持ちいいのだ。
甲突川に架かる橋を渡ると家が近づいてくる。
夜見る川面は明かりが映り、心なしか澄んでいるように思える。
なにもない時代には水が澄むように、人は持つものが少ないと心がキレイなままでいられるのだろうか。
そんなことをフト考えながら帰路についた。



