フルーツサンデー

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金曜日くらいに、母が図ったかのように「おつとめ品」となって半額くらいになった果物を買ってくることがある。
それは自分が食べるわけでもなく、ましてやお仏壇に供えるわけでもない。
私に、「ジャム作るでしょ?」という優しい心遣いなのだ。
買ってきている果物はまさに腐れる前の一番美味しい状態。
っと、いうことは腐れる前、そう、週末に作れ、ということなのだ。
さらに私んちのあたりの生ゴミは月・木。
どんなことがあっても週末に作れ、ということなのだ。
そんな娘思いの母に、私の体調はあまり関係がない。
目の前で、ジャムに良さそうな果物が安くなっていた、ということがあくまでも優先事項。

猛暑が続いていたある日、友だちと霧島の温泉に行った母が嬉しそうに帰ってきた。
途中、道の駅のようなところでいろんなモノを買ってくるのが母たちの楽しみなのだが、そのいろんなモノのなかにオレンジが10個くらいあった。
今年は全国的というかオレンジの本場、アメリカでも不作で、ドトールではオレンジジュースがしばらくの間販売停止になったくらい。
そのニュースを何かで見ていた母は、道の駅のようなところで地元産のきれいなオレンジを見て、「こりゃ、買わんとイカン!」と思ったらしく、2パック買って来たのだ。
もちろん、「ママレードが作れるがねぇ~」というありがたいコメントつき(>_<。)ノ
皮にコート剤も塗っていない国産のオレンジ。
日曜日の午前中、早めの時間に作り始めた。
午後からは台所は西日が当たってサウナ状態になるから~。

2   Photo_2

皮と、実と果汁に分けて、皮はアク抜きもかねて、水から茹でる。
そのまま食べても美味しいオレンジでつい‥

Photo_3
果汁にコアントローを入れてロックで飲んでみた。
美味しかったなぁ~~♪( ̄▽ ̄)ノ″てへっ
思いのほか、フワ~といい気持ち、と思ってコアントローの瓶を見ると、40度ってかいてあるじゃ~ん。
グラスの半分以上入れちゃったワン。(ノ ̄━ ̄)ノ

3_2 皮をひたすた切るのだ。

茹でこぼした皮がまだ暑いうちに、うすく切る。とにかく切る。
そして、実や果汁と混ぜ、グラニュー糖をまぶして、数時間置いた。

5 こんなカンジになった。

あとは、火にかけてアクをすくいながら、一気に仕上げるのだ。
仕上げには、もちろん少しだけコアントローを入れた。

Photo_4 出来上がり♪

その後、母は友だちとブルーベリー摘みに行って、ブルーベリーを「ジャムにしないの?」と持って帰ってきた。
その頃は、私はヒジョ~~に体調が悪くバテバテだったので冷凍保存した。
涼しくなったら作ろうと思う。
母には、「買って来て貰っているのにとっても申し訳ないけど、夏場はキツイから、ジャムは作らないからさぁ~」と云った。
いつもいくつも腐らせてしまう桃は冷製パスタを作るようになったので、今年はそんなに腐らせることもジャムに作ることもなかった。

夏休みも終わりの昨日(土曜日)の昼間、母が嬉しそうに買い物から帰ったきた。
そして、「ほらほら、イチジクが半額になってたよ~ん!」とイチジクを2パック取り出して嬉しそうに云った。
「明日は日曜日だし。」

きょうは、2日なので父の月命日で、午前中にお坊さんが来てお経をあげてくださる。
お坊さんが帰られたあとに、私はイチジクを切り始めた。

Photo_5 計10個のイチジクちゃんたち

確かに少し傷んでいる部分もあったのだが、一切れ食べてみたら美味しいの~~(>_<。)ノ
生ハムやトロ~ンとしたチーズと頂きたいくらい。

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白ワインを少しとレモン果汁とグラニュー糖をまぶして、しばらく置いて‥

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火にかけてアクを取りながら煮詰めていくと、朝焼けのような色になる。
ちょっとロマンチックすぎか?!
ジャムの本には、仕上げにカルバドスを入れるといい、と書いてあったのだが、「リンゴとコメのお酒」はあるのだが、カルバドスとはちと違うし~と思っていたら、少量残っている洋梨のリキュール(オー・ド・ヴィー)を発見!
これを入れる前と入れたあとは、「えぇ?!」というくらい風味が違って面白い。

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ジャム作りも終えて、少し遅いお昼ご飯を母と食べていると、宅急便が届いた。
毎年、この時季になると豊田市にいる従妹が送ってくれる美味しい葡萄なの。

2_3 Photo_9

こればっかりは、絶対ジャムにはしないのだ。
ほっぺが落ちそうなくらい美味しいこの葡萄をジャムにするなんて、そんな罪なことは出来ないのだ。
少しつづ、いただきま~すヾ(@⌒ー⌒@)ノ

3_3 シアワセ

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