ぐっすり寝た私は少しだけ朝寝坊した。
っというより、他3名(叔父・叔母・ママ)が早起きで、私は自分ではけっこう早起きと思っていたのだが、「やっと起きたの~」と云われたしだい。
朝食をとって身支度をしたら、叔父に最寄のJRの駅まで車で連れて行ってもらった。
そこから名古屋駅まで行き、新幹線に乗り換えるのだ。
久しぶりに 『こだま』に乗った。何年ぶりだろう。
親戚は主要都市に住んでいるので、最近は『のぞみ』ばかりで、『ひかり』もたまにしか乗らない。
のぞみやひかりに何度か追い抜かれるのだが、それも楽しいものだ。
いつもは通過する駅に停まるのだから。
約一時間乗って、掛川駅に到着。
浜松市と静岡市の間の小さな市だ。
お茶の産地なのと、掛川城と、『つま恋』が有名らしい。
タクシーに乗って5~6分(きっと歩くと20分くらい)で目的地に着いた。
ゆるやかな坂道を歩くと
緑の丘のうえに
資生堂企業資料館がある
お化粧品としては今ひとつ肌に合わない資生堂だが、デザインなど会社のトータルイメージなどは好きで、機会があったら行ってみたかったのだ。
*くわしくは、こちらをごらんください → ☆
資料館のなかは、創業時から現在にいたるまでの商品や広告などが展示してある。
昔の商品のデザインを見ていると、「もう一回同じデザインで作ってもらえないかなぁ」と感じ、自分が若い頃流行ったものを見つけると懐かしさのあまり、「シャワーコロン~~!パーキージーン!!」と声に出しそうになった。
小さい頃、母の鏡台のあったコンパクトと同じものを見ると、お粉のにおいを思い出した。
広告のデザインは、写真になる前のイラストの頃が特に素晴らしく、そしてカッコイイ。
山名文夫のイラストはもちろんだが、他の意匠部の方々のもステキでうっとりとしてしまう。
手をぬかずにエレガントさを保つデザインを作り続けていることはすごいことだと思う。
当たり前といえばそうかもしれないが、デザインとして一定のライン以上のものを作り続けているのだ。
資料館のなかには、TVCMを見られるコーナーもあり、それで観た超ロングバージョンのCMがいくつもあり、面白かった。
こんなに長いCMは、いつどんなときに放映したのだろう。
こちらは、いわば美術館で、常設展示と企画展示があり、
企画展示は 『箱』、BOXたちを集めたものだった。
常設展示は彫刻も多く、資生堂らしい彫刻があるように思えた。
馬がヒヒーンでびっくりだワン
頭突きで仕返しだワン
(※展示室内ではなく、屋外彫刻です)
このステキな資料館&アートハウスにも、残念なことがひとつ。
カフェなど、ちょっとお茶でも飲みながら休憩できるスペースがないのだ。
建物のまわりにも線路以外見当たらない。
小さくてもいいので、資生堂パーラーがあったらいいのになぁ、でも入場者数からすると採算合わないかもなぁ、と余計なお世話なことを考えつつ、掛川駅に戻った菊ちゃんであった。




