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2011年4月

2011年4月29日 (金曜日)

線路は続くよ♪

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私は、むずむずしている。
っというのも、仕事はカレンダーとおりの休みなので、旅行に出かけるときには、平日に数日休みを貰っていたのだが、これがしばらくの間とれないのだ。
そして、3月に入ってからヘルニアからくる痛みでとにかく長時間「座る」ことが出来ない。
特に床(畳)に座るのがキツイのだが、椅子も相性が悪いとアウトなのだ。
なので映画館もがまんしているし、ましてや数時間乗り物に座ることは今の私にはデンジャラスなのだ。
そうなると、ますます旅行に出かけたくなる。
九州新幹線も全線開通したというのに~。

少し前のことだが、県外の友人から、「JR九州の新幹線のCMがすっごくいいんだよ。」と
教えてもらった。
数日間しかテレビでは流れずに、その後は自粛ということでお蔵入りになりそうだったCM。
友人は、やはり他の友人から教えられて、JR九州のサイトやYou Tube で見て、
「なんだか胸があつくなってね、元気になるんだよ。もっとたくさんにひとが見るといいのに、とみんなで話していたんだ。」と。

そのCMも最近、また流れるようになった。

  ☆ JR九州のサイト クリック

  ☆ You Tube で見られる九州新幹線全線開業のCM集クリック

私は個人的には、180秒バージョンの「総集編」がオススメ。
だって、朝もやの桜島が映っているから~。

震災の次の日に、全線開通した九州新幹線。
でも、つながるはずだったところへは本日、4月29日につながった。
きょうが、第二の開通記念日かもしれないと思った。

いつの日か、青森まで行って美術館にある奈良美智の犬に逢いたい。
鳴子をはじめ、こけしちゃんをめぐる旅がしてみたい。
そして、福島や仙台の友人に逢いたい。

みんなが手を振って待っていてくれるような気がする。

Photo 龍馬とお龍も薩摩でひとやすみ。

2011年4月 6日 (水曜日)

おしらせ(追記)

  Photo 

『被災地の子供たちに贈る「スクールバッグ」』

‥は、第一弾の目標枚数に達したので、4月15日までは受け付けるそうですが、

新たな呼びかけは中止してください、とのことです。

      
   Photo_2

  (4月10日、追記)

  かわいいバッグができました。

  本日送りました。

  お針子さん(ママ)が、がんばりました。

  よかったらハンドメイドブログのほうをみてね。

2011年4月 5日 (火曜日)

アートをめぐる冒険 ~広島 ③

Photo

旅の最終日は、叔母のマンションから歩いて10分くらいのところにある比治山というところに建っている美術館へ行くのだ。
比治山の下まではすぐなのだが、まともに歩いて(登って)美術館へ行くとなるとちょっとしたハイキングだ。
以前、一度だけチャレンジしたことがあるが、汗ばむ季節ではないのに汗かいて、
息もゼェゼェとなり、次の日に足が筋肉痛になった覚えが‥(^_^;)
でも今は、スカイウォークができたので、ラクチンなのだ~。
スカイウォークとは、山の沿って作られたエスカレーターである。
建物のなかではなく、あくまでも山に沿った外にあるエスカレータで、しかも、長~~~いので、
はっきりいって高所恐怖症のひとは利用できないと思う。

Photo_2 叔母が前に乗っている
2 段々と遠くに‥
2_2 あんなに高いところに~!

長~~いエスカレーターをの昇り終えると、山の緑が目に入ってくる。

1 小さい橋を渡ると
2_3 緑の向こうに美術館の囲いが見えてくる
3 壁にそって歩いていく
4 テクテク snail...
5 左側は山の斜面
6 テクテク chick...
7 建物がみえてきた
8 右側はスロープ

Photo_4 『広島市現代美術館』

建物は、上にいくほどに人工的なものを、下にいくほどに自然なものを使っている。

Photo_5 目当ては、森村泰昌の展覧会

           Photo_6 これだワン

気がつくと私は、絵画としての森村、女優としての森村、フリーダカーロとしての森村、と
いろんな森村を観ているのだが、今回の森村が一番しっくりきたかも。
男性が男性になっているから、というだけではなく、
(私がこんなことを云うのもひじょうにおこがましいのだが)
随分とそぎ落とされて洗練されているようなかんじがしたのだ。

観る前から気になっていたのが、昭和天皇とマッカーサーの作品。
ここ広島でいったいどこにどのように展示されているのだろうかと思っていたのだが、
「なるほど~」と思ったと同時に、他の会場ではどうのように展示されていたか気になった。
毛沢東は、「あぁ、そうかぁ」な展示だった。
それと、写真や映像の三島由紀夫はどうして少しクスッとなってしまうのだろう。
元の写真の三島はかなり真剣なのだと思うのだが、それでさえ笑ってしまうので、
それを森村が三島としての私になると、ふざけているわけではないと思うのだが、
他の作品に比べて茶化しのようにも感じられるのだ。
何かに三島由紀夫のことを「上半身だけ鍛えたひと」と書いてあって、それを読んだときに
「うんうん」と思ったのだが、その「上半身だけ鍛えたひと」なかんじがよく出ていて面白かった。

私は森村泰昌が大好きというわけではないが、とっても気になることは確かで、
結局いろんな展覧会を観にいっているのだ。
きっと、これからも見続けていくのだろう。

Photo_7 建物のデザインは黒川紀章。

余談だが、日曜日だというのにお客さんが少ないのが気になったが、
ここ(広島市現代美術館)は、たいがい、私が見る展覧会はなぜか空いていて、
平日など貸切状態でゆっくり見られるのだ。
しかも、東京まで行かないと見られなかったあきらめかけていた展覧会を開催してくれるので、
今まで、ホックニー展、コルビュジュ展などなど、たくさんの展覧会を見ることができた。
               

Photo_8 美術館のコレクション展も見るのだ~。

広島市内には前日行った、広島県立美術館 、ひろしま美術館と、充実した展示のある美術館があるのだが、ここ現代美術館は特に『ヒロシマ』であることを強く感じる美術館だ。
『ヒロシマ』をテーマにした現代美術のコレクションが多くある。
現代美術というのは、小難しかったり、わけがわからなかったり、「落書きか?」と思えたり、
なじみにくい反面、ドキっとしたり、胸にグサっと何かが突き刺さったりすることもある。
考えてみると、ルネッサンスも浮世絵も印象派も当時は現代美術だったのだ。
広島市現代美術館は確か、日本で初めての公立の現代美術館だったと思う。
ヒロシマの街から!という誇りのようなものが感じられる美術館にみなさんもぜひ。

Photo_10 カフェ

Photo_11 トイレの注意書き。山のなかなので‥。

Photo_12
Photo_13

ミュージアムショップで図録やカードを買ったのだが、こけしちゃんグッズを見つけていまい、
ついつい購入~。ラブheartこけしグッズ。

   

Photo_14 外にはいろんな彫刻作品が展示してある。

2_4 帰るときには、建物に沿うように歩いてしまう。
3_2 テクテク

Photo_17 そしてまた長~~いエスカレーターを下るのだ。

叔母がいるおかげで何度も広島には遊びに行っている。
広島を拠点に中国四国地方へと楽しい旅もした。
来るたびに美味しいものを食べて、穏やかな街でやさしい人たちのお世話になった。
街も住んでいるひとも、越えるものが高ければ高いほど、うつくしく生まれかわれるんだなぁと思う。

Photo_18  比治山から見た広島市街

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