美術館へ行こう!*2*
なんだか今年の秋は、いつもの秋よりもちょっとだけ秋らしいというかそんな気がする。
夏は炎天下のなか、美術館まで歩いていくのも億劫になっていたのだが、日差しはあるけどとってもいいお散歩日和が続いているので、こないだの休日に市立美術館へ出かけた。
現在、秋の特別展(年に2回くらい、夏と秋の頃に大きな展覧会がある)である 『ブラマンク展』 を見に。
そして、そのブラマンク展の記念講演会を聴きに。
特別展のように1ヵ月間くらいある展覧会のときには、たいがい、その展覧会にあわせたイベント等がいくつかあることが多い。
講演会もそのひとつだが、参加して聴いてみるとけっこう面白く、展覧会をもっと楽しめるような気がする。
たまに、難しいことを難しくおっしゃる講師のかたもおられるので、イマイチイマニ、話にピンと来なくて、睡魔に負けそうになるときもあるが、今回の講師のかたは、難しいことをわかりやすく、テンポ好く、そして時々脱線して、飽きることなくお話くださり楽しかった。
図版の切り替えかたも何種類か用意してあり、なんといってもお話されているご本人がとっても楽しそうなのだ。
アッという間に時間が過ぎて講演も終了し、そのあと展覧会を観た。
駆け抜けるような風景画や白くない雪景色が多いのだが、途中、花の絵が数点ある。
その花の絵がなんだか美しいのだ。
繊細で大胆なひとだったのだろうか。
観終わったあと、エントランスホールの椅子に座ってボォ~とするのが好き。
あと、もちろんチラシチェックもね。
ブラマンク展に限らず、毎週土曜日は学芸員が説明案内するギャラリートークが午後2時からある。
ブラマンク展のギャラリートークは、あと、10月18日と11月1日にあり、ブラマンクという作家に馴染みがないかたは、いい機会だと思うので、お時間のあるかたはぜひっ(〃⌒ー⌒)/
それと、ギャラリーコンサートが10月19日(日)に展覧会場内であるそうだ。
ひとりの作家の作品をこれだけまとめて観られる機会は少ないと思う。
くわしくは、鹿児島市立美術館のHPへ → ☆
もう一回、友人と観に来る予定なのだが、ついついゆっくり観てしまい、帰りに寄ろうと思っていた、テンパークで開催されていたハンドメイドフェスタは終わってしまっていた
行かされた場所ではなく、自分の足でテクテク歩いて行きたい。
そして、何冊もの画集よりも、自分の眼で記憶した一枚の絵をみつけたいと思う。
そんなゲイジツの秋な私なのだが、やはり芸術作品を前にしても根本的なことは変わりようはなく‥
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