旅三昧
5月の旅では出発したときには母と一緒だったのだが、帰ってきたのは私ひとり。
母は名古屋の叔母のところにしばらく居たのだ。
約3週間、私はひとり暮らしを楽しんだ、というか、帰ってきたら仕事もビジーなうえに旅行疲れも出てきて体調もイマイチだったので、できるだけ静かに暮らしていた。
なので友人に「ママがいないから遊びに来てね」というのもあえて云わずにいたのだ。
だって、うちに遊びに来られたら私が料理しないとなんないし~。
お部屋の片付けもしないとなんないし~。
誕生日も今年はひとりでひっそりとお祝いするべ~と思っていたのだが、わざわざ来てくれるひとがいて、仕方がない(?)ので少し料理をした。
が、しかしっ、旅行のあとデジカメの充電をするのをすっかり忘れていて料理の写真を撮ろうと
思ったけれどシャッターが押せないのだ~( ̄□ ̄;) !
ま、いっかぁ~、てことで美味しく食べて喋って楽しんだ。
昼間は姉が「ひとりで誕生日だから‥」とお寿司を買って置いといてくれた。
昼・夜とちょっとしたご馳走三昧。MOKUのケーキも食べたし~。
ちなみに友人がロゼのシャンパーニュを持ってきてくれて美味しくって少しヘロヘロになった。
その後、誕生日に買って食べた生ハムと鶏のレバーパテが忘れられなくて、また買いに行った。
シャンパーニュは高くて買えない(ってわけでもないがひとりだし~)、スプマンテの小さいサイズを買った。
一日では食べきれず、二日続けて食べた。
二日目は違うスパークリングワインのハーフサイズを買った。そして飲んだ。
土曜の夜だったので、少し酔っ払って気持ちよくなってそのまんま茶の間で寝ていたら、
気がつくと夜中の3時くらいでテレビだけが元気よく映っていた。
お昼は、お惣菜屋さんで買ったり、お弁当を買ったりすることも多かったのだが、なぜか夜には
妙に頑張って何かしら作っていた。
母がいるときにはあんまりしないのにね。
料理番組を見ていたら、バターも小麦粉も生クリームも使わずに牛乳とジャガイモのでんぷんだけでホワイトソースになっちゃう、というのがあり、「おぉ、これだ!」と思い、さっそく作ってみたら美味しかったのだ。
なので、また、頼んでもいないし誕生日でもないのにわざわざ友人がやってきたので仕方がないので作ってあげた。
他にもカルパッチョやサラダも作ったと思うのだが食べたあとに「あ‥写真‥」と思い出したので、これだけは忘れまいと撮ったしだい。
母が帰ってきてからも、このグラタンや他に作ってみたものも作ってあげたら
「あら、美味しいがね」と喜んでいたもよう。
今度、パテや生ハムも買ってきて食べさせてあげよう、と思っている。
もちろん、スパークリングワインもね。(私しか飲まないが‥)
そんな母は、約3週間何をしていたかというと、名古屋の叔母夫婦や岐阜の叔父夫婦と一泊二日の小旅行を何度も楽しんでいた。
河口湖のほとりのホテルでは富士山の見える露天風呂に入り感激し、桜海老づくしを満喫し、
岐阜の長良川の鵜飼が見える旅館で楽しみ、なんとか島やなんとか温泉へも行き、
蛍を見にいったり、バラ園に行ったりして、出かけては少し休み、
また出かけるというのを繰り返していたようだ。
名古屋を出発する前には従兄妹たち(母からすると甥姪)も集まり、
少し早めのお誕生会を開いてもらい、そのあと名古屋の叔母と広島へ行き、
広島の叔母と合流して高級旅館でご馳走を食べ、宮島へ行き、
瀬戸内ナイトクルージングをしながらおフランス料理を食べ、
最後は広島の叔母が母を博多まで連れてきてくれた。
私は博多まで母を迎えに行ったのだが、少し早めに行き、4月から福岡で生活している友人と
ランチをして、お店をブラブラと巡って一緒に博多駅まで行った。
友人にどうしても広島の叔母を見せたかったのだ。
なぜなら、母とソックリだから~。
母と広島の叔母は17歳も年の差があるのだが、本当にソックリで少し笑ってしまうくらい。
友人も待った甲斐があったようで「ホントにそっくり~~」と喜んで帰っていった。
昨年の11月に母が脊椎を圧迫骨折したと聞いてから叔父や叔母たちは、もう母は名古屋や
広島に旅行に来ることはできないんだろう、と思っていたそうだ。
それが杖をついてはいるが自分の足で歩いてやってくると知り、喜んでくださった。
いろんなところへ連れていってくださり、美味しいものもたくさん食べさせてくださった。
本当にありがたく感謝の気持ちでいっぱい。
母は帰ってきてからは少し足腰がまた痛くはなっているのだが、それはあれだけ歩いたので仕方がないそうで、また少しづつよくなってくれたらと思う。
ただ、母の持ち帰ったフイルム(自分で撮ったものと叔父が撮ったもの)をプリントしてみると
ヒジョーに残念なのだ。
っというのも、「カメラマン(私)がいれば‥」という写真が多すぎるのだ(-_-;)
美しいと思われる景色や美味しそうかもと思われる料理が「どこにピントを合わせたのか?!」と思う場所にピントが合っていたり、ひとを撮っているのに写真の半分が地面だったり、と残念でならない写真だらけ。
そんななか、「100枚撮れば一枚くらいはいい写真が撮れる」という見本みたいな写真があった。
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