« 2008年9月 | メイン | 2008年11月 »

2008年10月

2008年10月17日 (金曜日)

美術館へ行こう!*2*

Photo

なんだか今年の秋は、いつもの秋よりもちょっとだけ秋らしいというかそんな気がする。
夏は炎天下のなか、美術館まで歩いていくのも億劫になっていたのだが、日差しはあるけどとってもいいお散歩日和が続いているので、こないだの休日に市立美術館へ出かけた。
現在、秋の特別展(年に2回くらい、夏と秋の頃に大きな展覧会がある)である 『ブラマンク展』 を見に。
そして、そのブラマンク展の記念講演会を聴きに。

特別展のように1ヵ月間くらいある展覧会のときには、たいがい、その展覧会にあわせたイベント等がいくつかあることが多い。
講演会もそのひとつだが、参加して聴いてみるとけっこう面白く、展覧会をもっと楽しめるような気がする。
たまに、難しいことを難しくおっしゃる講師のかたもおられるので、イマイチイマニ、話にピンと来なくて、睡魔に負けそうになるときもあるが、今回の講師のかたは、難しいことをわかりやすく、テンポ好く、そして時々脱線して、飽きることなくお話くださり楽しかった。
図版の切り替えかたも何種類か用意してあり、なんといってもお話されているご本人がとっても楽しそうなのだ。
アッという間に時間が過ぎて講演も終了し、そのあと展覧会を観た。

Photo_2
  ※これはポスターです。展示会場は撮影禁止です※

駆け抜けるような風景画や白くない雪景色が多いのだが、途中、花の絵が数点ある。
その花の絵がなんだか美しいのだ。
繊細で大胆なひとだったのだろうか。

2 エントランスホールの天井

観終わったあと、エントランスホールの椅子に座ってボォ~とするのが好き。
あと、もちろんチラシチェックもね。

ブラマンク展に限らず、毎週土曜日は学芸員が説明案内するギャラリートークが午後2時からある。
ブラマンク展のギャラリートークは、あと、10月18日と11月1日にあり、ブラマンクという作家に馴染みがないかたは、いい機会だと思うので、お時間のあるかたはぜひっ(〃⌒ー⌒)/
それと、ギャラリーコンサートが10月19日(日)に展覧会場内であるそうだ。
ひとりの作家の作品をこれだけまとめて観られる機会は少ないと思う。

くわしくは、鹿児島市立美術館のHPへ →

Photo_3 ボクも見たワン

もう一回、友人と観に来る予定なのだが、ついついゆっくり観てしまい、帰りに寄ろうと思っていた、テンパークで開催されていたハンドメイドフェスタは終わってしまっていたweep

行かされた場所ではなく、自分の足でテクテク歩いて行きたい。
そして、何冊もの画集よりも、自分の眼で記憶した一枚の絵をみつけたいと思う。

そんなゲイジツの秋な私なのだが、やはり芸術作品を前にしても根本的なことは変わりようはなく‥

    

Photo_4 スマンのぉ~coldsweats01

2008年10月 7日 (火曜日)

ムダ使い?

      Photo

私は手作りが好きだと思われているかたも多いかもしれないが、自分のなかでは「実はそうでもないのでは‥」と思うことがある。
いや、確かに好きなのだが、それよりも好きなことがあるように思えてならないのだ。
それは、手作りの本を見ることだ。

                         Photo

手芸に限らず、手作りのものを扱った本が好きだ。 
以前は、「何か作ろう」と思ってよさそうな本を買っていると思っていた。
しかし、手芸だけでなく料理の本もだが、その本のなかからひとつかふたつ作ればかなり上出来だと気づいた。
そう考えると、かなりムダなのでは、と感じるひともいるだろう。
だが、そうでもないのだ。
私はどうも、その手の本を見ながらなんだかワクワクしてくるのが好きなのだ。
それは、純粋に「ステキ~」と思っていたり、自分がそれを作ったときをシュミレーションして
「いいかも~」と思っていたりなのだが、見た目は普段とおりにしていても少し頭のなかは
ナチュラルハイ状態。
そして、自分のなかにある小さな「手作り魂」に火がポッと付いたりもするのだが、そのときがある意味、一番気持ちがいい状態で、それが続いていればいいのだが残念なことにあまり持続性がないのだ。トホホ‥f(^ー^;

                         Photo_2

だが、私もたま~~~にちゃんと手作り魂に火がついたままになることがあり、何かを作り始める。
しかし、本やキットをそのまんま作るのイヤというあまのじゃくな性格なので、けっきょく自分で
型紙を作ることになることが多い。
その際、試作品のようなものを作ることがあるのだが、その段階でストップしてしまったものも多々‥。
ナゾの型紙もたくさんあって、「コレなんだっけ?」と自分でもわからないものがいくつもある。
そして少しガックシ状態になるのが、そんなときにはまた手作りの本を数冊取り出して、
見て「へへへ~っヽ(^。^)ノラリラリ♪」となる。

そんな、手作りロンドにハマってしまっている私なのだが、ブログで知り合った きょんさん
時々作られる冊子をみると、かなりワクワクしてくる。

Photo_5 2
              昨年頂いた冊子(3冊)

きょんさんは、お仕事として洋裁もされているかたで、そのなかでバッグなど小物も作られていて、それが写真で見てもステキでそれでいてかなりキチンとした造りだというのがよ~くわかる。
こんなことを書くと非難ごうごうかもしれないが、イマドキのにわか作家さんたちとは何かが違うのだ。
作家とかアーチストとかとはちょっと違う、例えば、バウハウスでいうところのマイスターなかんじといえばいいだろうか。

Photo_6 先日届いた荷物のなかに‥
3 今年の冊子がshine

先日、きょんさんから美味しい北陸の食べ物と一緒に新しい冊子が送られてきた。
そのなかに手作りのペタンコポーチが入っていて、それがまたいいのだ。
シンプルなつくりなのだが、センスのいい色柄あわせと丁寧な仕上げで、母とふたりで
「どうやって作ったのかなぁ~」と裏返したりしてみた。
次の日、仕事の帰りにさっそくファスナーをいくつか買ってきた。
手作り魂にポッと火がついたのだろう。
まだ作ってはいないが‥。

                         Photo_3

それと、冊子というのもかなり私のなかの何かにビビビッときている。
ブログを始める2年くらい前(父が亡くなる前だが)までは、コピーやパソコンのプリンターで
小冊子を作っていた。
それに書いていたようなことの延長線が今のブログになっているのだが、頂いた冊子を見ていると、今度は「小冊子(おしゃれに云うとリトルプレスね)魂」に火がついたような気がするのだ。
考えてみると最後に冊子らしきモノを作ったのが4年くらい前。

        1 ←コレ(残暑お見舞いの代わりだった)

また作りたくなっちゃったなぁ~と思っている今日この頃。
たぶん、いつものように忘れた頃に作りそうなのだが、なんだかまた少しワクワクしてきたのだ。ブログを始めてから、遠く離れたひとと知り合えて交流し、楽しみの見つけ方も増えたように思える。

やれエコだのなんだのといって、もったいないを大切に、とか、ムダをなくそうとか声高々に云うひともいるが、確かにもったいない、は好いとは思うのだが、ひとに云われることではない。
自分で気づくことだ。
ましてや、個人的なムダはあってもいいと思っている。
まるで、自分自身のいい訳みたいだが‥coldsweats01

                         Photo_4

ところで、母は今、歯医者に通っているのだが、そこの衛生士さんや歯科助手のお姉さんたちがみんなシュシュをしているそうで、母は行くたんびに「ふ~ん、こんなのもあるんだ~」とか
「ふ~ん、こんなのが流行ってるんだ~」とかチェックをしている、81歳にして今なお研究熱心なオババだ。
テレビで芸能人がチェックの服を着ていると、「今年はチェックが流行りなんだよ」と云っている。
見習うべきは一番近くにいるのだ。

フォトアルバム

DAISY0529DAISY

  • Instagram
    時々、アップしています。よかったら見てね。

*Handmade*

  • Happy Daisy * Handmade
    過去に作ったモノを集めて紹介しています。 見てみてネ。       

本棚 (時々増えています)

  • Daisy Books
    少しづつ置いています。覗いてみてネ。

映画の記録ノォト

  • BLUE MOON
    観た映画を忘れちゃう前にメモしておこう、と思っていたのにすでに忘れています‥。

どこから?

Powered by Six Apart