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2011年2月

2011年2月22日 (火曜日)

アートをめぐる冒険 ~広島 ①

   Photo_2

前日、寝たのは2時くらいだった。
でも、朝は5時半に起きなくてはならないのだ。
叔母から何度か声をかけられて、やっと起き上がった。
私は起きてしまえば、けっこう目覚めがいいので、いつものようにしっかり朝ごはんを食べて
叔父の車に乗り、駅まで送ってもらった。
毎日、送り迎えしてくれた叔父。
毎日、朝晩おいしいご飯を食べさせてくれた叔母。
「鹿児島から来てくれたからねぇ」と、何から何までお世話になった。
本当にありがたいと思った。

2 また遊びにくるね!

名古屋駅に着いたら、新幹線に乗って広島まで行くのだ。
広島までは、3時間弱。
前日、他の友人たちから預かってきた、とおいしそうなお土産をもらったのだが、
東京→名古屋、名古屋→広島、そして広島→鹿児島間の車内でパクパク食べてしまった。
ほとんど鹿児島には持って帰らず‥。
しかも、食べていないときには寝ているので、まさしく「食っちゃ寝え」状態‥f(^ー^;

広島に着くと、改札口に広島の叔母(母の妹)が待っていてくれた。
ちょうど土日で叔母は仕事が休み、というわけで、旅行前から「美術館はひとりで見たい」と
云っていた私の希望は即、却下されて、「せっかくだから叔母ちゃんも見る!」となり、
すべての展覧会を叔母といっしょにみることに~。
叔父は20年以上前に亡くなり、いとこたちも県外に住んでいるので、叔母はひとり暮らし。
幼稚園の園長先生で毎日忙しく土日も時々働いているのだが、
私のように親戚のものが来ると休む口実もでき、息抜きができるみたいなのだ。

まずは駅から一番近い、広島県立美術館へタクシーでGO!car
開催中の展覧会は‥

Chirashiomote ヴィクトリアン・ジュエリー展 ringshine

ジュエリーって、そんなに縁もないし、どんなものかしら?と少し思っていたのだが、
会場に入って見始めると、もうウットリ状態。
何のうらみがあってここまで?!とさえ思うくらい、美しい細工のジュエリーたち。
ひとつひとつをじっくりみてしまうので、み終わったときには少々足腰がお疲れきみ。
展示室それぞれの壁の色や縦長の布など、雰囲気つくりもステキだった。

Photo_3

ジュエリーだけではなく、その時代(ヴィクトリア)のドレスや日傘、扇子などの服飾関係のもの、
銀細工のカトラリーやテーブルウエア、そして!レース!!
このレースが素晴らしいこと。
美しいものは見るだけでも、心の中を華やいだ気分にさせてくれるものだと思った。

Photo_4 図録もキラキラshine

広島県立美術館は常設展示に日本画、特に郷土の作家でもある平山郁夫のコレクションもある。
それと工芸品もけっこういいものが多く、充実している。
だからかもしれないが、絵画以外のこういったヴィクトリアンジュエリーのような展覧会や、
バウハウス展、バカラ展、リバティスタイル展などが今までもあり、
私は広島まで行けば見ることができたので、ラッキーだった。

常設展示も見終わって、一階へ降りてランチタイム~restaurant

Photo_5 展覧会にあわせたランチメニュー

一階にあるカフェレストランは、美術館の横にある縮景園に続くお庭がガラス張りで見えて、
外にあるテーブルやイスには、お弁当を持ってきているグループが楽しそうにランチタイム。

Photo_6

ランチのあとは、ミュージアムショップへ!
県立美術館のミュージアムショップはいろんなものがあって楽しいのだ。
そこで、地元の作家でチタンを使ったアクセサリーを作っているひとのモノを見つけた。
職場のひとたちや友人へのお土産によさそうだったので、いくつか購入。

Photo_7 カワイイでしょ

職場のひとたちにあげちゃったあとの写真なので半分くらいなのだが、
他には折り鶴やダイヤモンド、犬などなどあり、中でも自分用に買ったコレはお気に入り。
Photo_8 れんこんのヘアピン

先が見通せるように‥なんつって~。
夏になって髪を結んだときに、ヘアピンをつけるので楽しみ~♪

美術館を出て、またタクシーに乗り、そごうやリーガロイヤルホテルがある辺りへ。
次の美術館へ行く前に、そごうにある『キタムラ』でお買い物。
叔母がバッグを買うというので、私も友人へのプレゼントを買おうかなと。

会計をしているときに、次に美術館へ行くんです、という話をしていたら、
お店のかたが「お荷物をお預かりしましょうか」とおっしゃってくださったので、
ラッキー♪と、ショルダーバッグ以外を全部預かってもらった。
なにしろ、県立美術館での買い物したものや、名古屋の叔母が広島の叔母へ持っていけ、と
持たされた手作りのトマトジュース(これが重かった!)があったので~。

身軽になって、叔母とふたりで5分くらいテクテク歩くと、ひろしま美術館へ着いた。
ひろしま美術館は公立ではない美術館なのだが、コレクションは素晴らしく、充実している。
たしか、ひろしま美術館、ブリジストン美術館、大原美術館、国立西洋美術館の4館が、
日本の西洋画の4大コレクションと云われていたような気がするのだが、
今はこれに、ポーラ美術館が加わって、5大コレクションかも~。

常設展示を見る前に、企画展をみた。
Book_chirashi

これも、みる前は、どんなものなんだろう、と思っていたけれど、想像以上に好かったのだ。
広島にある大学のコレクションが中心の展示で、かなり貴重な蔵書ばかり。
実際見ることができただけでも、ちょっとシアワセだった。
しかし、こちらもかなり見るのに時間がかかり、私も叔母もイスに座って休憩する回数が
段々と多くなっていた。

Photo ひろしま美術館のカフェ
Photo_2 中庭

もともと、広島は次の日に行く予定の展覧会が一番の目当てで、
県立美術館やひろしま美術館の展覧会は、ついでのようなかんじだった。
しかし実際見てみると、ついでどころか、どちらの展覧会も充実した内容でおもしろかった。
おかげで足腰にはかなりきたのだが、気持ちはホクホク気分。

荷物をあずけたキタムラに戻る前に、手前のリーガロイヤルのカフェで休憩をして、
叔母と「疲れたけどおもしろかったね」と話し、そのあと荷物を受け取り、またタクシーに乗った。

このあとは、お楽しみの時間がやってくるのだ~♪
ふふふのふ~(@⌒ー⌒@)

Photo_3 ピンクな私

2011年2月20日 (日曜日)

アートをめぐる冒険 ~東京・横浜 番外編

2_4

渋谷から山手線に乗って目黒駅に着いたところで、電車が動かなくなった。
「巣鴨駅の線路内にひとがいて、安全確認できるまではこのまましばらく停車します。
現在、山手線はすべての駅に電車が停まっている状態です」‥‥えぇぇ~~~( ̄□ ̄;) !

車内のみなさんは、そんなことは慣れっこなのか動揺することもなく、何事もなかったようにしている。
いや、みなさんはいいのよ。でも、私は困るのじゃあぁぁぁぁぁ~~~~ヽ( ̄д ̄;)ノ

東京駅で友人に逢って、グランスタでランラランと買い物して、少し時間があったら
友人とお茶でもして、それから名古屋へ帰る予定なんだから~。
名古屋の叔母の家へ帰っても、鹿児島へ荷物を送る準備もしなくちゃいけないし、
風呂に入って、服にアイロンかけて‥と名古屋に帰ってもビジーなのだ。
しかも、明日も朝5時半に起きて、出発しなくちゃいけないしぃぃぃ~~。

新幹線は指定席を取っているのだが、乗り遅れても自由席は乗れるけれど、
東京をギリギリ19時半くらいには出ないとダメなのよ~~~ん。
それでも駅まで迎えに来てくれる叔父の就寝時間は、かなりオーバーなのだ。
ぜぇぜぇ‥。

Photo_16

安全確認できました、いうことで、やっと電車が動き出したときには、
予定していた新幹線が発車する40分前‥。
東京駅に着くと、探す間もなく友人から声をかけられた。
私は逢っていきなり訴えた。
まだ時間が少しあるから乗れないことはないけど、出来ればタイムリミットぎりぎりの30分後くらいのに変更したい、今回はグランスタは見なくていいけど新幹線のなかで食べる晩ご飯は買わないといけない、そして、トイレに行きたい!!‥と。
他にも、目黒駅が停まっているときに考えていたことを云ったような気がするのだが、
とにかく、時間がない、と。

友人は、いたって冷静なひとなので、それじゃあ、新幹線の変更は自分がするので、
菊ちゃんはトイレに行きなさい、と云った。
どちらも混んでいて待たされるから、ひとりでいっぺんには無理だろ、と。
鹿児島までのチケットの入った袋を渡すと、座席の条件はあるのか、と聞かれたので、
「進行方向に向って右側窓側!」と云って、私はトイレに走った。
すっきりして、ちょん切れていた眉毛もかいて、すっかり無くなっていた口紅もつけて、
待ち合わせの場所へ行くと、友人は携帯で何かしら会社のひとに指示をしていた。

Photo_17

金曜日の夜なので、席がとれたかなぁと思っていたのだが、「右側窓側とれたよ」と。
さらに、「隣が空いていたから自分の分も買った」と。
えっ?!なんですかぁ?!っと、四半世紀ぶりくらいに、なんですかマンを思い出すくらい、
耳に手をあてて聞きなおした。「なんですかぁ?!」
「隣が空いているか尋ねたら、空いています、と云うからさ、名古屋まで一緒に行こうかなと思ってね。
このままじゃあ、ゆっくり話す時間もないだろ」と。
「名古屋に泊まるの?ホテル?」と聞くと、
「名古屋に着いたら30分後には帰るよ。帰りの座席もとった」だって~。
あなた、確か、大阪出張から新幹線で今日帰ってきたはずじゃあ‥。
そんなに東海道新幹線が好きなのか?! ちがうか。

仕方がない(?)ので、新幹線のなかで食べるおにぎり(私)やビールのつまみ(友人)を買って、
名古屋の叔父叔母へのお土産も買っているうちに、発車時刻になった。

新幹線の座席に着くと友人に、右側窓側にこだわるわけは?と聞かれた。
それは、東京駅から名古屋へ向って右側が東京タワーの見える席だから~♪
そして、品川までのあいだに、昔住んでいたあたりがほんの少しだけど見えるから。
「だから品川までは、ほっといてね」とお願いした。
「なんなら陽水の曲を唄おうか」という友人の心使いは硬くお断りした。

品川を過ぎて、おにぎり食べながら(友人はビールを飲みながら)話をしていると、
ふたりとも旅の友に文庫本を持っているのがわかった。
友人は「自宅を探せばあるのだけど、出張先でむしょうに読みたくなって」買ったそうで、
東京駅で1時間以上待たされているときも読んでいたらしい。
私は、飛行機や新幹線の移動のときに読もうと思って持ってきていたのだが、
なにしろ移動中はつねに爆睡しているのでまったく読んでいない。
私の持っていた本を見て、「懐かしいなぁ、読み直してみたくなったなぁ」と云うし、
逆に友人の持っていた本は、私も読んでみたい本だったので、
「それじゃあ、お互いのお土産代わりに」と交換した。

1_3
その本、井上ひさしの「十二人の手紙」は、最近になってやっと読んだ。
読み始めるといっきに読み終えた。
久しぶりに唸るような本を読んだかんじ。
井上ひさしは「四十一番目の少年」や「手鎖心中」が好きだったのだが、
もっともっと他のものも読んでみたいと思った。
そうなると、友人と交換した本、向田邦子の「思い出トランプ」も読みたくなって、また買った。

伊丹十三が「ヨーロッパ退屈日記」のなかで、詩集か何かに「本の倍の大きさのハトロン紙を使ってカバーをつけた」というようなことを書いてあって、この2冊にもハトロン紙でカバーをつけちゃおうかな~と思ったのだが、本の倍の大きさのハトロン紙がそのあたりになかったので、お気に入りの和菓子屋さんの包装紙でカバーをつけた。

2_5

話は新幹線のなかに戻るのだが、ふと友人を見ると肌触りのいい、かっこいいスーツだと気づいた。
「ねぇねぇ、それって、イタリ~?!」と聞くと、「そう、イタリ~」とお返事。
なんとか、というイタリ~の服地でオーダーらしいが、24時間働くにはもったいない気がしたので、
「それで出張行ったの?!」と聞くと、前回逢ったときに私が「スーツじゃないんだ~」と云ったらしく、
妙にそれが気になっていたそうで、今シーズンのおNEWに着替えてきたらしい。
でも、何かの拍子に私の云ったことに対して、少しビールをふき出していたので、
せっかくのイタリ~なスーツが台無しに‥(^◇^)
ちなみに「イタリ~」というのは、数年前に私の職場にいらしたかた(お金持ちのマダム風)が
その日、私が着ていた少し派手めの服を「あなたの今日の服ステキね。その服、イタリ~?!」
と、おっしゃって、私はその「イタリ~」がかなり“どつぼ”で気に入ってしまい、
友人たちにも広めて、ことあるごとに「イタリ~」を使っているのだ。

名古屋駅に着いて、これから乗る電車の時刻を確認したら少し時間があった。
友人も少し時間があったので、「名古屋みやげを選んであげるわん」とおみやげ屋さんへ。

Photo 箱がけっこうデカイ

いろんなスナック菓子がご当地モノを出しているけど、名古屋はコレが一番おすすめなの!
と、あまりに私がすすめるので、巨大プリッツを家族と職場の分、購入~。

そして、「正確には名古屋ではないけど、私はコレが好きなの~」とさらに強く訴えて‥

0 真夜中のお菓子なのnight

ちなみに、ふつうのうなぎパイは「夜のお菓子」で、そのほかにも朝のお菓子の「すっぽんの郷」とかいうのもあってね、昼のお菓子の「しらすパイ」というのもあるの。でも、それらはセットで、V.S.O.P.だけは単品でも売っているみたいなのよ~ん‥と熱く語る私に負けたのか、真夜中のお菓子「うなぎパイV.S.O.P.」も数個購入~♪
やはり「イタリ~なスーツには、V.S.O.P.」と云ったのがよかったのかも~。

友人に「東京に着いたら、また会社へ戻って仕事するの?」と聞いたら、
「いや、品川で降りて、そのまま自宅へ帰るよ」と云ったのでホッとした。
しかし、次の日(土曜日で休日)に出社して残してきた仕事を済ませて、
置いたままの出張の荷物を持って帰るとも。

とっても楽しい2時間だったよ。
本当はね、すっごく嬉しかったの。
ありがと。

言葉にして伝えてみたら、「Prego!」とイタリ~なお返事。

「じゃあ、またね!チャオ!」と改札口で別れて、それぞれの場所へ帰っていった。
叔母の家へ戻り、お風呂、荷物の整理、明日来ていく服のアイロンかけ‥などしていたら、
お布団に入ったのは夜中の2時くらい。
5時半には起きないといけないんだけど~。
きっと、明日もまた爆睡して本は読まないのだろう。

2011年2月19日 (土曜日)

アートをめぐる冒険 ~東京・横浜 ②

  2_2

渋谷へ着いて、まず宮益坂を少し上って郵便局へ。
全国で10ヶ所の郵便局だけで販売している郵便グッズがあるのだが、
宮益坂にある郵便局もそのひとつ。
友人に頼めば手に入るのだが、ネット上で見たものが実際見てみると「あれ?」ということもあるのと、
機会があれば見てみたかったので、テクテクと歩いて行ってみたのだ。
行ってみて、そして手にとって見て正解だった。
HPでみて欲しいと思ったものが実際見てみるとそうでもなかったり、
逆にあんまり気にしていなかったものが欲しかったり。
郵便局内にテーブルとイスがあって、お手紙が書けたのでそこで少し休憩しつつお手紙タイムmail

          postoffice  POSTA COLLECT → クリック

そのあと、坂を下って戻り、今度は公園通りをテクテクと歩いて、目当ての『たばこと塩の博物館』へ。

Photo_2  たばこと塩の博物館

初めは横浜のあとは弥生美術館へ行って、近くにある立原道造記念館に行こうと思っていたのだが、
9月で閉館になったと聞き、ガガ~~ンshock となり(←かなりショック)、それでも弥生美術館で
ちょうど亜土ちゃん展があるみたいだし、行ってみようかなぁと思っていたら、
「渋谷のたばこと塩の博物館で和田誠展があるよ」と教えてもらい、「和田誠!!」と嬉しくなって、
しかも横浜から電車で1本だし、ラッキー♪な気分でやって来たのだ。
なので、前日、宇野亜喜良展で和田誠の記事のパネルを見たときには、
なんだか少しだけ運命を感じちゃったくらい。

Photo 『和田誠の仕事』展

“和田誠の仕事”を見たことがないひとはいないと思うくらいなのだが、
たばこと塩の博物館で展覧会があるというのはやはりコレのデザインをしたひとだから~。
Photo_2 ハイライト
Hilites ちなみに現在のハイライト

博物館じたいがこじんまりとしているので、展覧会もこじんまりかしら?と思っていたのだが、
こじんまりしているようでかなりの充実した展示だった。
なによりも今回の展覧会用に書き下ろした作品の多いこと!
その制作風景が見られるスペースがあるのだが、ついつい見入ってしまった。

Photo_4 図録

ものすごい仕事の種類と量で、バラエティなんて言葉では言い尽くせないほどの仕事っぷり。
以前、和田誠が似顔絵のことについて書いた本を読んだことがあるのだが、
若い頃すでに、いろんなひとの似顔絵を書き尽くしてしまうくらい描いた、と。
いつも思うのだが、野球のイチローとかゴルフの石川遼とか、元々天才であろうと思われるのひとが
そうではない平々凡々なひとたちの何倍も努力しているので、信じられないことを成し遂げてしまう。
敵わないと思う。だから、ファンでいられるのだろう。
今回の旅行では、宇野亜喜良といい、和田誠といい、天才というのはこういうことなのか、と
まざまざと見せられて、そして今まで以上に魅せられてしまった。

Photo_3 すっごいお気に入り

和田誠展のあと、常設展示も見たのだが、これがまた楽しいのだ~♪
展示も昔のたばこ屋さんになっていて、ちょっと持って帰りたいくらいだった。
昔のたばこ屋さんって、それぞれの店先をタイルで面白くデザインしてあって好きだったのになぁ。
今でも、たま~に見つけるとうれしくなってしまう。
それと、昔のたばこのパッケージのカッコいいこと。
ハイライトもピースも元のデザインに戻してくれないだろうか。
たばこが体に悪いのは充分にわかっているから、お願いだからぁぁぁ~~。

一階へ戻り、ミュージアムショップへ!
こちらも、こじんまりしているのだが私にとっては充実な品揃えshine

Photo_5 たばしおマッチとオリジナルてぬぐい

博物館のHPでものすご~~く気になっていた、「たばこさん」と「としおさん」。
やっと出逢えたわんheart04

Photo_7 “たばこ”さん
Photo_8 “としお”さん
Photo_9 with LOVE heart04

ミュージアムショップで私の精神状態は、かなりナチュラルハイであったと思うのだが、
さらにコレがぁぁぁぁ~~。
Photo_6  たばしお色々紙(ハガキサイズ)

情熱をぶつけてチョーダイ!と来たもんだ、なのだ。
えぇ、ぶつけますともぉぉぉ~~ぉぉcrying
泣かなくても‥

さらに追い討ちをかけるように、コレが‥
Photo_10 パンダのマッチ~。
2 パンダぁぁぁぁ~。

他にも買ったのだが、写真を撮る前にプレゼントしまくってしまったのだ。トホホ‥。
辛いときや悲しいとき、そしてひとりぼっちで寂しいときには(そんなにあるのか?!)、
このマッチを見たら元気がでるような気がする。多分‥。

2_21_2 うんうん (>_<。)ノ 

ふと腕時計を見るとすっかり、たばこと塩の博物館に長居してしまった、と気づき、
渋谷に来たのなら行ってみたいお店があったと思い出し、東京での残り時間も少なくなってきたので
慌てて公園通りから横道に入り歩きだした。
多分、ず~っと歩くとあっちの坂へ出るはず‥。
歩き始めて10分くらいすると、目当ての坂らしき道へ出て、そこから小さい筋に入ると
目の前にパリが‥

Photo_12 オ・タン・ジャディス

ボンソワ~ル・マドモワゼル・菊ちゃんなのだ。
一階の手芸店で、刺繍の冊子や手芸の材料や友だちへのお土産を少し買った。
時間があったら、もう少しゆっくり見たかったのだがまた今度。
そのあとは店内の階段を降りて地階のクレープ店へ。

Photo_13 大好きな塩バターキャラメルshine

すっかりパリジェンヌ(?)な私は、おいしいクレープを食べながら、友達に絵はがきでお便りを書いた。
その絵はがきが着くころ、もちろん私はパリ、もとい、渋谷にはいない。
今度、来たときにはガレットも食べるじゃ~とココロに誓い、私はパリをあとにした。

坂を下って、消防署のまえで、ファイヤーマンなムッシュ(?)に、ここから渋谷駅に行くのと、
原宿駅に行くのは、どっちが近いか?と訊ねた。
お兄さんは、「う~ん」と3秒くらい考えたあと、原宿のほうを指差して「こっちかな!」と笑顔で答えた。
しかし、指差したほう(原宿)は真っ暗なのだ。
なので、「やっぱり明るいほうへ行きます」と私が渋谷駅のほうを指差すと、
「そうだね!」と笑顔で答えるファイヤーマン。
あなただったら、たちまち火が消せるわん、と心のなかでつぶやきながら、
オーヴォワ・ムッシュ!と云ったかは不明だが、テクテクと渋谷駅へとむかった。
渋谷駅の公衆電話から友人の携帯に連絡をした。
東京駅で少しだけ逢う約束をしていたのだが、すでに友人は東京駅にいるらしい。
「んぢゃ、あとでね!」と改札口へと急いだ。
あとは山手線に乗って東京駅に行くだけなのだ。

なのに、あんなことになるとは‥‥。

Photo_15  C’est Très Bon だわんheart04

2011年2月14日 (月曜日)

アートをめぐる冒険 ~東京・横浜 ①

   Photo

叔母がしっかりと起こしてくれたので、朝5時半に目覚めた。
朝ごはんはキチンとたっぷり食べて準備万端。
すでに畑(家庭菜園)で一仕事すませた叔父が最寄の駅まで送ってくれた。
名古屋駅で新幹線に乗るのだ。

Photo 昨日の雨がうそのように晴れた空。

ホームで待っている間、青空と白い雲を見ながら、晴れてよかった~と思っていたのだが、
よ~く考えると雨雲は東へ移動したのではないか、と一抹の不安を感じたがきっと大丈夫。
天気予報も、くもりって云ってたし~。

新幹線のなかで予想とおり爆睡していたら、すぐに目的地へ着いた。

Photo_2 新横浜で降りて乗り換えて‥

Photo_3 桜木町で降りるのだ。

ここから15分くらいテクテク歩いて、横浜美術館へ行くのだ。
みなとみらい線に乗り換えてすぐ近くまでいけるのだが、私は桜木町駅から歩くのが好き。

Photo_4 高~いワン

横浜美術館の手前に橋のようなところがあり、そこを通るたびに思い出すことがある。
15年くらい前だったか、初めて美術館へ行ったときにバッタリ、友人に逢ったのだ。
そのときは中野の大叔母のところへ行ったり他にも用があったりで、
時間がとれそうになかったので、その友人も含めて誰にも東京へ行くことは云ってなかったのだが、
少し時間が出来て、みなとみらいをブラブラとしていたら、
家族で来ていた友人(実家が横浜)とバッタリ逢ってしまって、「なんで黙ってるんだぁぁ?!」
と叱られて、そのあと何故か友人は家族とは別れて、一緒にカフェでお茶をした。
今はもうなくなってしまったカフェ、ドウ・マゴで。(けっこう好きだったのになぁ。)
まるで、“明け方の街、桜木町でこんなとこに来るはずもないのに~♪”ってかんじ?
違うか~( ̄∇ ̄*)ゞ
しかも、電車のほうが速いからいい、と云うのに車で東京のホテルまで送ってくれた。
するとホテルのロビーに他の友人が‥。いつの間に~。
恐るべき連絡網なのだ。

そんなほろ苦い(?)、いえいえ甘酸っぱい(?)思い出がよみがえるのだ。
でも大丈夫。今回は平日だから~。みんな仕事中~smile

Photo_5 目がまわるワン

Photo 横浜美術館

開館時間が10時なので、10~15分くらい前に着くように名古屋を出たのだが、
ちゃんと予定とおり10分前に着いたのだ~。
なにしろ都会に行けば行くほど、想像以上に乗り換えがあり、駅からもけっこう歩くので、
移動時間はバカにはできない。

しかも、10分前に着いても、平日だといっても、コレだもの~。
Photo_2 ざっと数えてすでに100人くらいが開館待ち

すぐ開館時間になり、そんなに待たずに中に入ったのだが、
美術館内も展覧会場内も思っているほどの混雑はなかった。

Photo_3 ドガ展

『日曜美術館』で紹介されたあとの展覧会は混むと聞いていたのだが、平日の朝いちでもあり、
人の頭越しに作品を見ることもなく、前後のひとに挟まれて流れるように見なくてはならないこともなく、
わりと自分のペースで見ることができた。

思っていたよりも作品数が多く、充実した展覧会だった。
メインの「エトワール」は、有名な作品だし、今回はテレビでも何度となく目にしていたのだが、
実物を目のまえにすると、もうウットリ状態shine
この作品だけは照明も他と違っていて、3Dのように作品が飛び出してきそうなかんじだった。
LEDを使っていたのかな。
まさしく、光り輝く、といったかんじでため息がでた。

写真を撮って参考にしていた、というのも面白かった。
最後のほうに展示してある小さな彫刻作品も好きだった。
ドガの手を感じられる。

グッズもたくさんあったのだが、この愛らしいカードが人気だったかも~。
Photo ランララン♪

他には馬の形にカットしたのもあった。
キタムラとのコラボのトゥシューズ型のポーチやバッグはラブリーだけど、少しお値段も高め。
他には近沢レースやゴンチャロフとのコラボグッズもあった。

グッズ売り場を見て楽しんだあとは、常設展示を見た。
横浜美術館は常設展示内は写真を撮ってもいいそうなのだが、そんなことしているひとはおらず、
いまひとつ勇気(?)もなく、撮らなかった。
作品単独での撮影はダメだが、あみぐるみを一緒だとOKと案内のお姉さんが教えてくれたのだが‥。

Photo_2 看板の踊り子さんとボク

エントランスホールへ降りると、見たことがあるクマのあみぐるみを持った女子を発見!

3 椿ちゃんで~す♪

椿ちゃんはブログで知り合った横浜在住の女子なのだ。
椿ちゃんのブログはお休み中なのだが、メールやお手紙は続いていて仲良くしているのだ。
横浜に行くので少しの時間でも逢えたら、と思い、連絡をとってランチを一緒にすることに~restaurant

現在、ご両親が闘病中で椿ちゃんもお仕事は休職して介護をしているので、
時間がとれるかなぁと思ったのだが、ぜひ逢いましょう!ということで初めて逢ったのだ。

1 スマートで美人な椿ちゃん

ブログやメールやお手紙で、ステキな人柄はわかっていたつもりだったのだが、
実際逢っておしゃべりしてみると、もっとかわいくて、とぉ~~てもいい娘なのだ。
ご両親の介護は本当に大変だと思うので、少しでも励ますことができれば、と
おこがましくも思っていたのだが、逆に明るくかわいい椿ちゃんから元気を貰った気がした。

ランチをしながら2時間ちょっと一緒にいろいろお喋りして、
気がつくと楽しい時間はアッという間に過ぎていった。

Photo_3 長~~いエスカレーターを降りて‥

みなとみらい線に一緒に乗って、椿ちゃんは乗り換えのためにすぐ降りた。
バイバイ、またね!というときがちょっぴり寂しかった。

でも、やっぱり逢えておしゃべりしてうれしかったなぁ。
また逢おうね♪

Photo_4 ボクもスヌーピーと逢ったワン

楽しかった時間を一緒に電車に乗せて、渋谷へとむかった。
さらにアートをめぐる冒険は続くのだ。

2 椿ちゃんのクマさんとボク

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