日記・コラム Feed

2006年8月20日 (日曜日)

見上げてごらん、夜の星を。

20061
昨日は、とある場所の屋上に行き、アットホームなカンジで楽しく花火大会を観ることが出来た。
ビール片手に、たこ焼き、ポテト、から揚げなどをパクパク食べながら、そしてお喋りしながらの花火見物は、とっても楽しく、自分達も周りの人たちもみんなニコニコしていた。
花火が上がったとき、みんな斜め上を見上げて、幸せそうな顔をする。
いい顔をみると、こっちまで嬉しくなってしまう。
母は全くの初対面の親子と仲良く並んで座り観ていたのだが、最後には一緒に写真まで撮っていた。母も「楽しかったぁ」と云っていた。好かった。

花火大会よりも大きな花火をあげて、私たちまで大いに楽しませてくれたのは、鹿工高だ。
私はあまり愛校心は強くないほうだ。
高校時代、私のクラスには “3大遅刻魔” と云われる3人がいて、2人は男子、そして残るひとりは私だ。
そのせいで、朝のHRのときにクラス全員が揃っていたことは年に数えるほどだった。
っということは、校歌を唄う時間、朝礼にはほとんど出たことがなかったので、私は絶対覚えていないと思っていた。
なのに、甲子園で流れるとあら不思議、覚えているのだ。どういうこと?と思ったくらい。

鹿工高には定時制があった。
夕方、食堂で先生方と一緒にご飯を食べてから授業を受けていた。
時々、近くの西高の先生も食べに来ていた。
私たち全日制の生徒が普通に部活をして帰っても、定時制の生徒と電車が一緒になることは少なかったが、部活のあと(遅刻しても部活はして帰るのだった)、近くのアトリエに行っていたので、時々、帰りの電車で定時制の生徒と一緒になった。
いつも全日の部活に疲れた生徒たちはグタ~ッとなって座席に座っていた。
お年寄りが乗ってきても、立つことはあまりなかった。
でも、彼らよりも何倍も疲れていると思われる定時制の生徒たちは、割と座ることもなく、座っていても、私にまで席を譲ってくれた。
見た目は怖いお兄さんたちが多かったが、社会人として働きながら、夜は学校に通っている、そんな彼らをみて、まだまだ子供だった私でさえ、「大人なんだなぁ」と感じたものだった。
高校2年の運動会のとき、朝からの大雨で、他の高校は軒並み運動会(体育祭)は中止になった。
鹿工高は運動会にかける情熱が他校とはかなり違うと思うのだが、それでも膝まで水が上がっていて、いくらなんでも中止かもねぇ、と思っていた。
しかし、続行したのだ。
各科の代表が先生方と話し合ったのだが、彼らは云ったのだ。
「自分たち(全日制)は明日でも運動会は出来るけど、定時制の人たちは今日(日曜日)しか出来ない。やらせてください。」っと。
もちろん、けが人は続出し、運動会のあと、学校近くの米盛病院から通う生徒が何人もいた。でも誰も咎めることもなく、思い出だけが残った。
私の高校時代は何も自慢できることはないが、定時制のある学校に通っていたことはちょっぴり誇りに思っている。
『見上げてごらん夜の星を』は、定時制に通うひとたちのために作られて曲だと何かで読んだことがある。
事実かどうかは定かではないが、きっとそうだよ♪ってずっと思っている。

ずっと心の隅に追いやられていて忘れそうになったことを思い出した、熱い夏に感謝!
  
20062
*追記*
花火は実にカラフルだった。
全部を公開するのもなんだかなぁ、なので、ひとつひとつを切り取ってまとめてみた。

以前、冬の花火大会を観たことがある。
12月の後半に都城であったのだが、それは夏のときとは違って、まさに肩寄せ合ってみる花火だった。
今までいろんな花火大会を観てきたと思う。大きいのもあれば、小さい祭りの可愛い花火もある。
なんでもそうだと思うのだが、何を観たかではなく、ましてやどこに居たのでもない。
一緒に同じ時間を過ごしたひとの面影がいつまでも残っているのだ。
思い出だけじゃあ生きていけない。でも思い出がないと生きていけない。
そんなことをフト考えた花火の夜だった。
白い息と手の温もりと。

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2006年8月11日 (金曜日)

西に夕日、東に虹。

20068105

肩こりが限界に達し、頭痛は3日間薬を飲み続けているのに全く効かず、
きょうは仕事中に吐き気まで‥っというわけで、夕方マッサージ&ハリに行った。
その帰りに、またまた真っ赤っかな夕焼け空に感動していたら、
東の空に、ものすご~~く大きな虹が!!
とてもカメラには納まらない大きさで、何枚かに分けて撮った。
マッサージのあとで、肩も頭も軽くなっているし、西に東にと自然のかなわない美しさにサンドイッチ状態で、しばらく、道でボォ~としてしまった。
流星よりもなんだか願い事が叶いそうな気がして、
思わずひとつふたつと心のなかで願い事 ☆彡
ハッピッピーの私はそのあと 『chibi chibi』 で体も脳も幸せ♪

2006810 ←デザートセット♪

建物に写った夕焼けや青空、そして特に月!
そんな風景をみるとちょっぴりおセンチな気分になる。

2006810_1

 
夕暮が終ると月が見えてくる。

『見えぬけれどもあるんだよ』 なのだ。


20068104_2 20068103
横断歩道の真ん中に止まって撮っていたので、クラクションを鳴らされたが
気にしな~いっと。

2006年8月 2日 (水曜日)

夕焼けコレクター

20067312_2 ←7月31日の夕暮

一昨日、午後からずっと台所に居た。
うちの台所は西日が射し、今の時季は夕方がとっても暑い。
ちょうど、プリンのカラメルソースを作り始めたとき、
窓の外がオレンジ色だなぁと思っていた。
私は夕焼けが好きで、キレイな夕焼けのときにカメラを持っていたら、
ラッキーだぁ☆ と写真を撮る。
なので、鍋の中の砂糖がグツグツしてきても外が気になって気になって仕方がない。
カラメルソースが出来上がったら、すぐ自分の部屋からデジカメを持ってきて、外に出て写真を撮った。
どうにかギリギリ間に合ったぁ~。
私は街中の夕暮が好きだ。
電線が何本も走る夕焼け空や、建物の隙間から見える真っ赤な夕焼けが大好き。

2006529 ←今年の誕生日の夕焼け

次の日(昨日)、夜に晩ご飯を食べに野郎たちがやって来た。
このところの猛暑でヘトヘトなのと、仕事が終ってからいっぺんに作るのは無理なので、今回は作り置きの出来るメニューなのだ。
っということは自然と冷たい料理が多くなる。

Photo_41 060716
Photo_45
*左上
 豚しゃぶと豆腐のサラダ

*右上
 キノコと木の実のキッシュ

*左
 スモークサーモンをのっけた
 鮭のマリネとキッシュと
 トマトのシロップ漬け








あと、ジャガイモの冷たいスープ(ビシソワーズ)とチーズの盛り合わせなどなど。
ジャガイモのスープが思いのほか、食べ応えがあるというか飲み応えがあるというか、結構ヘビーなのだ。
いつも、他のものが食べられなくなってしまうのだが、すっかりそのことを忘れていた。
案の定、メインである “鶏のソテー、プロヴァンス風(多分)リングイネ添え” は食べきれないのだ。 トホホ(-_-;)
しかも、また途中で写真を撮るのを忘れているし‥。
さらに、デザートの紅茶のプリンも無理そうだったので、お持ち帰りしてもらった。
夕焼けを気にしながら作った、ちょっぴり夕焼け色の紅茶味のカラメルソースも添えて。

2_14
↑ “お友達はお坊さん”こと野郎たち。カッくんとカイトくん。
  個人情報保護法のため(?)落書きいたしました。

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