IN & OUT
私はどちらかというとインドアなタイプで、休日はいつも朝寝坊だ。
ダラダラしてボォ~と過ごす休日が好きなのだ。
そんな私もたま~~に休日に早起きすることがある。
朝ごはんをゆっくりとたっぷり食べて、お天気の街へブラブラと散歩にでかける。
『音楽とハンドメイド ecoな1日』というイベントがテンパークであった。(3月20日)
参加しているひとも来ているひとも、とっても楽しそうなイベント。
ポカポカお日さまのしたで、いろんなお店が出店していた。
家族連れも多く、芝生のうえでゴロンところがったり、お弁当を食べていたり、ボォ~と座っていたり、とのんびりした景色だった。
グルグルと見て廻ったあとは、市立美術館へとテクテク歩いた。
美術館で友だちと少しオシャベリをして、気になるチラシをいくつか持ち帰った。
展覧会のチラシは「使える」モノが多いのだ。
何に使えるのかはイマイチ不明だが‥。
おきまりなので‥。
美術館をあとにして、ガタ屋(地元のデパート)で始まった『春の皮革市』へ行った。
この春と秋にある皮革市とワコールのバーゲンのときは、ハッキリ云って彼やダンナと行くものではない。
特に初日はかなり殺気立っているというか、女のバーゲン魂がMAXになっている、というか、そういう雰囲気なので、ちょっと怖いけど私は楽しいのだ。
私はこういうとき、なんだか少しだけ嬉しくなるらしく、ヘラヘラしてしまうのだ。
やや冷めた状態だけど、よさそうなモノはしっかり探すのだ、もちろんさ~。
ストラップのスニーカーのような靴を買ったあと近くのカフェにて休憩。
私もスタバやドトール、タリーズ、と行くのだが、花ちゃんも以前書いていたが、「ケーキと一緒だと安くないよね」と思うのだ。
飲み物と一緒に頼むと、700円くらいになることも多々。サンドウィッチも安くない。
それが、このカフェだと、ちゃんとしたケーキ屋さんのケーキをショーケースから選べて、飲み物とセットでそれよりも確か安いのだ。(650円くらいだったはず)
もう少し高いセットや軽食によさそうなキッシュのセットもある。
なにしろ、光と緑が気持ちいいのだ。
街中なのを忘れるくらい。
本当は教えたくないのだけどねん。
晴れた休日もあれば、一日中雨の休日もある。
頭痛持ちの私は雨の日は頭重になることが多いのだが、だからといって横になってばかりでは余計に痛みを感じてしまうこともある。
少しでも動けるときにはお家のなかでできること、休日しかできないことをしようかなぁと思うこともある。
頂いていたリンゴが少し傷んでいたので、痛んでいたところは取り除いて、コロコロ状に切ってジャムを作った。
やはり頂きモノの国産オレンジのきれいな皮がシワにならないうちに、と思い、ママレードも作った。
煮詰める前の切る作業のほうが時間も手間もかかるのだが、ここで手を抜くと味も見た目もザッパなものになってしまうので、好きな音楽を聴きながらチマチマと切るのだ。
切ったあと、グラニュー糖とレモン汁を入れて数時間置くので、その間にカボチャの巾着の布を準備した。
布を選らんで、接着芯を貼って、型紙をあてて印をつけて、それから切る。
この布選びが思ったよりも時間がかかるのだが楽しいのだ。
ここからは専属お針子という名のママが縫うのだが、ハッキリ云って、ここからが一番楽しい作業だと思う。
カボチャの巾着は口布の部分以外は手縫いなので、時間はかかるけど出来上がるとポテッとして可愛いのだ。多分。
私がジャムやママレードを煮詰めて仕上げている間に、お針子さんはチクチクと縫っている。
母は私よりも縫うのが早い(手縫いの場合)。
ジャムもママレードも瓶につめたころ、母が「きょうはここまで」と云った。
明日からは、また忙しい一週間が始まるのだ。
天気も降ったり晴れたり。
毎日の生活のなかでも、こころのなかは降ったり晴れたりすることがある。
でも、それは自分自身でお天気にすることはできるのだろう。
フトそんなことを感じた、とある休日。
最近のコメント