嵐のあとに。
台風が来るということで、一昨日の夜から家にずっと居た。
栗を頂いたので一晩水に浸していた。
買って読んでいない本が何冊もあるので、その中から1冊読み始めた。
フト、気づいた。
私はこんなにもオダギリジョーが好きだけど、生年月日も血液型も知らない。
そういえば、“ オダジョー ” でサイトを検索したことさえない。
‥というわけで、少しだけオダジョー関連のサイトを覘いてみた。
最初の頃は身長176センチ・体重58キロだったのだが、この頃は、体重は60キロになっていると知った。もっと体重あるかと思ったけど、実際逢ったら痩せてるのかなぁ~。
誕生日は1976年2月16日。多分、水瓶座。血液型O型(同じ)。
ってことは、相性がいいのけ?と勝手に想像した。占いに全く興味がないくせに。
これくらいみたら、どうでもよくなってきた。
いや、オダギリジョーがじゃなくって、経歴とかモロモロのことが。
前に書いたが、私は佐藤浩市が20年以上好きなのだが、自慢じゃないが未だに生年月日も
血液型も身長体重も知らない。大沢たかおだって同じだ。
私は役者として観ていればいいのだ。
スクリーンの中の彼らがすべてなのだ。あとはおまけのようなものだから。
てなわけで、安心(?)して読書に戻った。
そして、母が栗の鬼皮を剥いてくれたので、渋皮煮を作るべく鍋に水と重曹をいれて栗を煮始めた。
重曹を入れた水で茹でてはアクをとり、湯でこぼして今度は水だけで茹でる。
そして水にあげて、その中で優しく渋皮のめくれをとる。
これを水が透明になってアクがなくなるまで繰り返す。(4~5回くらい)
そして、砂糖を入れて茹でたあと一晩置いて味をしみこませる。
私はグツグツ煮込みながらアクをとる、というのが結構好きだ。
音楽を聴きながらね。
途中でどうしてもいくつか栗が煮崩れてくる。
それは皮を外して、漉して砂糖を合わせて、栗きんとんにしてみた。
っといっても、少しなので3つしか出来なかったのだが‥。
一晩置いた栗を取り出したあと汁を煮詰めていく。
少し残っていたラム酒を入れてみた。
煮沸消毒した瓶に汁ごといれて保存する。
私の料理は知っている人たちに云わせると『お嬢様料理』なのだ。
自分が作りたいときしか作らない。勝手なものだ。
それでも大切にしたいなぁと思っていることがある。
それは「手間隙かける」ということと「手塩にかける」ということだ。
毎日の生活のなかでは、簡単にパパパッと美味しいものが出来るに越したことはない。
だけど時々、ちょっと手間隙かけてみる。
すると、ちゃぁんと食べ物は答えてくれるのだ。
それを知ってからは今まで面倒くさいなぁと思っていたことも不思議と平気になった。
そういえば、コーヒーだって、イライラしながら炒れたときってすっごくトゲのある味がするし、
「美味しくな~れ、美味しくな~れ」と思いながら炒れると、あら不思議、本当に美味しくなってたよねぇ、と思い出した。
きょうは晴れたり、時々にわか雨が降ったりしていた。
渋皮煮を食べながら、また少し読書をした。
台風と一緒に私の中のオダジョーハリケーンもどこかへ行っちゃっただろうか‥。
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