感謝のしるし。
少し前にも書いたのだが、11月末に母の妹たちが名古屋と広島からやって来た。
母は九人兄妹で、上から三番目の長女。
母の上ふたりと下ひとりが亡くなっているので、残っている六人(男2人・女4人)のなかでは一番上だ。
女4姉妹はみんな元気なのだが、頴娃にいる母のすぐ下の妹は少し足が悪いので、母のように名古屋や広島の叔母たちと一緒に旅行をすることはなかなか出来ない。
一番忙しい広島の叔母が三連休がとれる、ということで、頴娃の旅館に4姉妹で一晩泊まって少しでも旅行気分で楽しもう、ということになった。
それで、母はわざわざ来てくれる妹たちに何かしてあげたい、と思い、祖母(母たちの母親)が愛用していた帯をほどいてバッグを作った。
っと、云っても、縫う前の型とりなどは、もちろん私がするのだが。
しかも、縫い始めてすぐ母は指を骨折しちゃうし~。
A4サイズがスッポリ入るサイズで~す。
中は着物裏なのだが見えないわん‥。
叔母たちは、「わぁ~、おばっちゃんの帯だ~!」と大変感激して喜んでくれた。
もっと変わった形にしてもよかったのだが、案外普通の形のほうが持ってもらえそうなので、あえて普通のマチ付きのトートにしてみた。
ただ、帯なので、とっても縫いにくかったのと、まだ5~6枚は作れるくらい布が残っている。
母は「また作ろうかなぁ~」と云っていたので、また型とりをしてあげようかなぁ。ヒマなときに。
今の職場に勤めて約4年になる。
いちから仕事を教えてもらっただけではなく、大変可愛がってもらって、ありがたいなぁと思っている。
いつも優しく温かく見守ってくださって、本当にお世話になった先生が今月で退職された。
何か先生に贈りたくて、でも買ったモノでなく、やはり自分で作ったモノを贈りたかったので、残業続きのたまにある空いた時間にチクチク編み編みして、先生が辞められる前日の夜中にやっと仕上がった~
ネコ柄の紙風船バッグなの。
ボタンもネコちゃん。
中布は私のスカートと同じ布!
先生はとってもネコ好きなので、ネコずくしなのだ。
ネコのあみぐるみなの。
ちょっと先生の飼っている猫に似ているかなぁ。
もちろん、おならプ~もするのよ。
先生は、「一番嬉しいかも~~」と喜んでくださった。
好かったぁぁ~~~(>_<。)ノ 先生、今まで本当にありがとうございました!!
私は生まれてこのかた、ずっとビンボだが、その代わり神様仏様が自分の手で作ることの出来る何かをくださったように思う。
たいしたことはできないのだが、お金がなくても作り出すことの出来る何かを仕方がないから、ちょこっとくださったのだと思うのだ。
もちろん贈った相手の喜ぶ顔も嬉しいのだが、自分自身がそれを作っているときのワクワクする気持ちも嬉しいものだ。
そんな楽しみを知ってしまった私はシアワセなのだと思う。
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