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2007年8月

2007年8月28日 (火曜日)

理由とかいてワケ

     Photo

私は夏がとっても苦手で、お嬢さまだったら夏は避暑地で過ごしたいくらいだ。
昔から私を知っているひとたちは、きっと、「今年の暑さのなか、菊ちゃんはよく倒れずに
いるなぁ」と感じているだろうなぁと思う。
先日、プチ熱中症になったが、自分で対処できたくらいなので大丈夫。
なぜ、私はバテながらも倒れずにいるのか?点滴せずに済んでいるのか?
それは、食欲が衰えてないから~~ヽ(^。^)ノラリラリ♪

私は、けっして大食いではないのだが、朝昼晩、とキチンと食べる。
だけど、暑いときこそ、温かいものを食べたほうがいいのはわかっているのだが、ついつい冷やしたものを食べてしまう。
もちろん、アイスも食べるが、今のところお腹は大丈夫。いつもと変わらず快腸♪
そんな私の夏メニュー。

Photo_2 白切鶏 ゴマぽんタレ

コマちゃんから教えてもらった、白切鶏 は安い鶏肉が簡単でヘルシーで美味しくなるので、夏にオススメの一品。
私は、たっぷりの生野菜の上に乗っけて食べるのだが、温野菜でもとっても美味しいと思う。
2 ピーナツだれ もオススメ

     Photo_4
多めに作って、次の日にパスタの上に乗っけても美味しいよ~ん。

そして、冷たいパスタもいろいろ作って食べた。
下のパスタは、上のパスタと見た目は似ているが味はちょっと違うのだ。

Photo_5 こちらはレモン味が強い

左に見えるのは、白ワイン。
母が二泊三日の温泉旅行に行った、ひとりの夕食にはなぜかお酒が‥(^_^;)
ちなみに二日目は‥

Photo_6 clusterさんちの焼き鳥と日本酒♪

私んちは、合鴨のハムのようなモノが好きだ。
これもサラダに乗っけて、お野菜とパクパク食べるのだが、二人で全部は多すぎるので、次の日に、私はよくパスタに混ぜた。

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シーザーサラダのドレッシングで和えただけの簡単パスタ。
冷蔵庫で横たわっていたコンテ(チーズ)を削って混ぜたら美味しかった~。

ある日、コマちゃんのブログを見ていたら、懐かしいパスタの写真が載っていた。
毎年、マルグリッドで夏場だけ登場する 『完熟桃の冷製パスタ』。
そういえば、今年はまだ食べていないことに気づいた。
がっ、しかしっ!私は旅行ビンボ。
パスタにしてはお高いこのパスタは今の私には高嶺の花 (>_<。)ノ グスン
でも、私んちには腐るほど(本当に何個も腐っていた‥)桃はあるのだ!

‥っというわけで、作ってみたのだ。

Photo_9 思いっきり完熟桃を乗っけたの

マルグリッドのはトマト味だったので、私もトマトソースを作ってオリーブオイルと混ぜて
和えてみた。
もう来年からマルグリッドで食べなくても平気だ。
だって、とぉぉ~~っても美味しかったんだもの~~~♪( ̄▽ ̄)ノ″てへっ
ママもお気に入りのパスタになった。
二人で桃を1個、また1個‥。

考えてみると、こんなに暑い夏だったのに、冷やしソーメンは数えるほどしか食べなかった。
いつもの夏に毎日のように食べていた冷奴も数えるほど。
お刺身も冬のほうが食べていたような気がする。
その代わりに、ちゃんとご飯(もしくは麺)とお肉と野菜を食べた。
だから、いつもはもっとバテバテでぶっ倒れる私はどうにか過ごせたのだろうか。
それよりも‥‥気づいた‥‥

次には、(本格的な)食欲の秋がくるのを‥( ̄□ ̄;) !

う~ん‥(ー''_ー;)忘れていた‥‥。

い~や、涼しくなってから考えようっと!

2007年8月27日 (月曜日)

恋するカレン

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  あぁ、秋は来るんだなぁ~と感じた。

  なんだか、すっかり秋に恋焦がれているような気分。

  なので、久々に作ったミルクプリンもオレンジ色なのだ。

      Photo_2
    ちょっと、出来すぎなハナシ?

    気にしな~いっ と (ノ ̄━ ̄)ノ(ノ ̄━ ̄)ノ(ノ ̄━ ̄)ノ

2007年8月25日 (土曜日)

なつやすみ

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きょう(正確には昨日)、少し熱中症になったようで、帰ってから寝ていた。

もう、そろそろ 「夏休み」 して欲しいんだけどなぁ~と思った。

2007年8月20日 (月曜日)

旅行ビンボのすすめ  京都 ③

   2

旅行中は、金銭感覚がちょっとおかしくなる。
前回、京都に行ったときには、いきなり初日の東寺の市(弘法さん)で散財していまい、次の朝、郵便局へ走った。
なので、今回の旅行中は「一日×××円」と一応決めていた。
それは、すでに一日目の長野で早くもオーバーしたのだが、台風で出かけられない、ということもあり、プラスマイナスゼロになった。
私はいわゆるブランドの高いモノにはあまり興味がなく、頂いても合う服もないし、そういう
“クラス”でもないので、そんなお店にも行かないのだが、他のひとから見ると「ワケのわからんモノ」にアンテナがビビビッとなってしまい、さらに旅行中だと、ちょっとくらい高くても買っとけ~!という気分になり、結局、財布が空っぽになって帰るのだ。
そんな、ビビビッなモノをお店と一緒に紹介したいと思う。

Linnet LINNET

姉屋小路通にある、リネンを中心といたお店の 【 LINNET 】 はイラストレーターでもある前田まゆみさんのお店。
お店のなかに入るとリネン柔らかさや温かさを感じることができる。
気になった布を少し買った。

Photo オリジナルの布を中心に

友だちも時々覗くお気に入りのお店がある。
骨董というよりもデッドストックとかビンテージといったくらいの古さのモダンな器を中心に置いてある 【 アンティーク・ベル 】 は私もお気に入り。

Dscf0046 アンティーク・ベル

家の倉庫に箱のまま残っていた昔の食器(国産モノ)があり、懐かしい気分になる。
私はアールデコがデザインとしては大好きなのだが、アールデコな模様のお皿やカップ&ソーサーがいくつもあって迷ってしまう。
人懐っこいカンジのお兄ちゃんがいて、つかず離れずで説明をしてくれる。
今回買ったのはコレ。
2_4
  
文椿ビルヂングのすぐ近くに、大・大・大好きなお店がある。
もう、お店ごと持って帰りたいくらい好きで本当は教えたくないのだが、仕方が無い(?)ので紹介しようかなぁ~。

Photo_2 BOBBiN ROBBiN

【 BOBBiN ROBBiN 】 は、手作りが好きなひとが一度でも足を踏み入れたら、気を失いそうになるくらいラブリーなお店。
手作りといっても、メルヘンとかファンシーとかカントリーとかとは違う世界ね。
ラブリーでポップでキュートな世界。
フィードサックやデッドストックのじたんだしたくなるくらい可愛い布たち。
気がつくと、LINNETとBOBBiN ROBBiNの2件で「本日分のお小遣い」は終了していたのだが‥(*_*;
Photo_3 わたしのために

布を買ったら、それを縫う針を買わなくちゃ!
っと、いうわけで‥

2_5

      Photo_5 

【 三條本家 みすや針 】 は、その名のとおり、針屋さん。
四百年続いた暖簾を守り続けている。
縫い針と可愛いマチ針を買った。
Photo_6

70年近く前に建てられた建物をリノベートした COCON KARASUMA(古今烏丸)のなかには、いろんなオシャレなお店やカフェが入っている。
その1階にある 【 lisn 】 は、香り、お香のお店だ。
私は“香り”が好きなのだが、好きなだけに苦手だったり嫌いな香りも多く、お香はどうしても苦手な香りのが多く(白檀・ムスク・バニラやオリエンタルな香りが苦手)、火を付けると線香臭くなるものが多くガックリくるのだが、ここで見つけた香りは当たり!だったのだ。
100種類以上はあると思われるなかから、「これよ!」と思って買ったのが、№222『RHYTHM』という香り(線香型のお香)。
説明に書いてあったのが、「スコールと白い花」。
そのままの香りも「こ・これは!」と思ったのだが、家でたいてみて、「ビンゴ!!」だったのだ。

Photo_7 さわやかで清潔な香り
  

三日目のランチのお店に行く前に、友だちが連れて行ってくれたお店があった。

Annapace3 ここだワン

   Annapace2 

町屋にマリメッコ(多分)の暖簾が目印の 【 Anna Pace 】 は、スペインのステキなアクセサリーや北欧のファブリックや食器などがセンス好く並べてあるお店。
私は食器が気になって仕方がなかった。
どれもこれも欲しいのだが、予算には限りがあるので、一番自分らしいと思うモノに決めた。Photo_8 
           4
ノルウェーのFIGGJOのTURIデザインの“Lotte”というシリーズのカップ&ソーサー。
ラブリー光線をいっぱい出しているのだ。
友だちはステキなイヤリングを買った。
こちらで見たイヤリングは見てもステキなのだが、着けてみるとさらにいいカンジで、予算が合えば私も欲しいなぁと思った。

ホクホク顔の私は、友だちとランチを予約していたお店へ向かった。

Photo_9 イタリアンなの

Photo_10 前菜
2_7 リゾット
Photo_11 お兄さん、何してんの?
Photo_12 パスタにチーズを削っているのだ
Photo_13 クレーム・ブリュレ
Photo_14 パンナコッタ

ヴォーノ・ヴォーノ♪

ランチが済んだら、私は友だちと別れて京都駅に行かないとならない。
Mちゃんがランチのときに、「お姉ちゃんや友だちが来てくれて嬉しいんだけど、帰るときなるとやっぱり寂しいだぁ」とポソっと云ったのが胸に少し響いた。
地下鉄の四条駅の改札で「バイバイ(。・_・。)ノ」っとなったのだが、改札からホームへ降りる階段までがと~っても長いのだ。
何度も振り向いて、立っているMちゃんに笑顔で手を振った。
階段を降りるとき、涙が二粒くらい出た。

Photo_15 Mちゃんの部屋からの景色

 
新幹線に乗るまで少し時間があったので、京都駅の伊勢丹でトイレを済ませて、イスに腰掛けて汗を拭いたり、水分補給したり、荷物を整理したりした。

Photo_16 その間、目の前にいたカレ

正味、二日間弱の京都滞在だったけれど、充実した二日間だった。
これも友だちのおかげだ。
本当にありがとう!!
また来るね!ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

2_8

700 ウワサの700系に乗った

名古屋駅で母や叔母たちと待ち合わせて、中部国際空港へ行き、最終便で鹿児島へ帰った。

Photo_2  食べた空弁はコレ!美味しかったよ~ん♪

 

一週間ぶりの鹿児島に着いて感じたことは、「ぬくい‥」。
めくるめく猛暑日が待っていたのだ~(>_<。)

     3 飛行機からみた夕空と月

2007年8月15日 (水曜日)

もう歩けません(>_<。)ノ 京都 ②

    Photo

山鉾巡行を1時間くらい見学したあと、私はテクテクと歩き始めた。
途中、「お茶をどうぞ」と紙コップに入った冷たいお茶を配っているところもあり、いただきます~とゴクゴク。
高島屋のあたりに来ると、身動きできないくらいひとがいて、宮川町に行きたいのだが、ず~っと遠回りして、道を渡らないといけないらしく、またテクテクと歩いた。
私は文房具、特に手紙に関するモノが大好きで、京都に行ったらゼヒ行きたいと思っていたお店があった。
そのお店 【裏具】 が花街のひとつである宮川町にあるので、置屋やお茶屋が並ぶ通りをキョロキョロしながら探したのだが、地図のとおりに歩いているのにわからないのだ。
地元のおっちゃんらしきひとに尋ねてみたら、「あそこのすじを入ってみなはれ」と云われたので、「え~?!ここ通ってもいいのぉ?」と思うようなヨソさまのお家のすじを入ってみた。

Photo_2 通ってもよろしいどすか?
2 左のお家がそうらしい

お茶屋さんだったところをお店にしているそうだ。
がっ!しかしっっ!開店は12時からで、しかも月曜日休みだと思って安心していたら、月曜日が祭日の場合は翌日が休みなのだ~~( ̄□ ̄;) !
行った日は月曜日が祭日だった次の日で、しかも11時‥ガガ~~ン(((T_T)))
やっと見つけたのにぃぃぃ~~~、とガックリきたのだが、後日、友だちが裏具に行って、いろいろと買って送ってくれたのね~ん♪
ありがとう~~ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

Photo_3 3

乙女の殿堂、【ソワレ】には、またふられた。
おっちゃんが出てきたので、「お休みですか?」と尋ねると、「巡行が終わんないと商売になんないから、午後からね~」と云って去っていった。グスン(>_<。)

2_2  ソワレ前の小川沿いで涼みながらひとやすみ

私は三条通やその周辺がお気に入りで、そこをブラブラと歩くのがとっても好き。
その辺りに行く途中の 【鳩居堂】【嵩山堂はし本】 でお手紙グッズを買い求めた。
普通のレターセットと比べると少しお値段が高めだが、大切に使うからいいんだ~っと。

Photo_5 2_3

姉屋小路にある気になるお店をいくつかめぐって、大好きな三条通へ。
喉が渇いていたところ、外でアイスティをカップに入れて100円で売っているお店を発見♪
その冷た~いカップを持って、京都文化博物館のなかへ入った。
ここは、歩き疲れたときの休憩場所としては最適なのだ。
ソファに腰掛けて汗を拭き、アイスティを飲みながらボォ~として足を休ませる。
ちょうど、ティアラ展をやっていたのだが、チケットを買うひとが結構並んでいたのでパスした。
おトイレも済ませて、大好きな別館のほうを見学した。

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別館は、日本銀行京都支社(重要文化財)だった建物で、私は京都に行くたんびに来てはウットリしているのだ。
三条通は、このように明治の洋館がいくつも残されていて、しかもその中に今でも入ることができるのがうれしい。

2_4 ウットリ

Photo_10 同じく三条通にある郵便局

ランチタイムにしようかなぁと思い、文椿ビルヂングへ行った。

3_2 大正9年から建っている木造の洋館

2_5 Photo_7 

1階にある、ブックカフェ【TRACTION】に入った。
ものすっごく大好きな雰囲気のカフェで、本や雑誌がたくさん置いてあり、なんだかココロのなかをこちょこちょくすぐられる気分なのだ。
Photo_8 生ハムと水菜のパスタランチ
2_6 美味しかったワン
2_7 Photo_9
        4

文椿ビルヂングに入っているお店はどこもかしこも乙女ゴコロを思いっきりくすぐるお店ばかりなので、くすぐられたいあなたはゼヒ!

そのあと、近くにある大・大・大好きなお店に行ったあと、大丸へと向かった。
3時に仕事が終わるMちゃんと待ち合わせなのだ。
大丸に着いたら電話しようと思っていたのだが、入口でバッタリ逢った。

ひとりで行きつけなかったお店に連れていってもらったあと、大極殿本舗 六角通 栖園 へ行った。
食べたのは念願のコレッ!!

Photo 琥珀流し どす~~~(>_<。)ノ

トロンとした寒天に薄荷の蜜どすえ~。
わらび餅とセットで、夏場はサイダーがついているのだ。
琥珀流しは毎月、かかる蜜が変わるそうで、8月は冷やし飴で、9月はぶどうの蜜になるそうだ。
あぁ~、毎月通いたいお店なのだ~~~。

2 涼しげ~

いっぱい歩いたあとの、このひとくちの美味しいこと!!

それから、Mちゃんの部屋へ帰り、バタンキューとなったのだが、シアワセだった。
足には、たくさんシップを貼ったが‥f(^ー^;

    
  

  Photo_3

  *おまけ*

次の日に行ったのだが、建物ということで一緒に紹介しちゃおう、っと。

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明倫小学校の建物をそのまま活用している 【京都文化センター】
今回はランチ前の少しの時間しか居られなかったのだが、今度はゆっくりと探訪したいと思った。

新しいモノを作るためには、必ずしも古いモノを壊したり無くしたりすることはない、という見本のようなことが、古い町並みのなかに自信を持って存在している。
今回、歩いてみてつくづく思ったのだが、トイレがきれいなのだ。(もちろんそうじゃないところもある。)
けっして新しいトイレばかりではないのだが、みんながきれいに使っている。
古いものを残しつつ、新しいほうが使いやすいところは変えてある。
町並みは古くて趣きがあるが、実は精神は頑固だけど、どこか新しいかもしれない。
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2007年8月13日 (月曜日)

こんこんちきちん♪ 京都 ①

    Annapace4_2

夜8時過ぎに京都駅に着いた。
地下鉄に乗り換えて四条駅で降りて、仏光寺通口でMちゃんと待ち合わせ。
久しぶりぶりっ♪( ̄▽ ̄)ノ″

Photo 地下鉄京都駅のロッカー

Photo_2 2

その夜は、祇園祭の山鉾巡行の前夜、宵山だったので、四条通りと烏丸通りが歩行者天国でズラ~ッと縁日状態でものすごーーい人出だった。
例えれば、照國神社の六月灯が10倍くらいになったカンジ。もっとかなぁ。
ちょうど日程が祇園祭と重なったと知ったのは、旅行に出る2週間くらい前で、正直そのときは、「よりによって暑くて人が多いときに‥」と思ったのだが、いざ行ってみると私は人ごみが平気だった、と気づいた。逆にワクワクするくらい。
いなかに一人でポツネンと取り残されるよりは、街で人ごみのほうがいいのだ、きっと。

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駒方提灯に灯が入り、鉾や曳山では祇園囃子がこんこんちきちんと奏でられていた。
「はぐれたら、最初の待ち合わせ場所の地下鉄の出口でね」と半分冗談でMちゃんに云ったのだが、案の定、気が付くとMちゃんが見当たらない‥(^_^;)
仕方がないので(?)、ゆっくりと眺めながら地下鉄の出口に行ったらMちゃんがいた~!

4 夜遅くまで、祇園囃子は鳴り続けていた。

Photo_5 カフェでモーニング

次の日、Mちゃんは朝9時から午後3時まで仕事だった。
なので、大丸近くのカフェでモーニングをしたあと、いったん別れて私は大丸前で山鉾巡行を見学!

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ちょうど、先頭の長刀鉾から見られるラッキーなポジションだったのだ~!

5 長刀鉾にだけ、人間のお稚児さんが乗っている
2_2 こちらは、お稚児さんのお友だちらしい(多分)
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行列が一時、停まると、お稚児ちゃんたちには、ササ~ッと折りたたみ椅子が運ばれて、立ちんぼにさせないのだ。
しかも、横についているおっちゃんがお扇子で扇いでくれるのだ。

20_2 人の高さくらいある車
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山鉾の飾りや、お囃子のひとたちが着ている浴衣の柄など、とっても素敵だった。

Photo_8 楽しかったワン♪   

2007年8月 9日 (木曜日)

台風一過

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大きい台風が南から近づいていて、電車が動くうちに名古屋へ戻らなくては、と思い、帰りに松本に寄るのを変更して、まっすぐ名古屋へ戻った。
長野に行く前に少し時間があって、そのとき見つけたナゾの名古屋限定お菓子を自分ちと友人宅へ送った。
重くはないのだが、なにしろそれぞれが大きくてかさ張るのだ。
何度も云うが、重くはないのだが今は宅配は重さではなく箱の大きさなので、送料は一番高いのじゃあぁぁぁぁ~~(>_<。)ノ
いーや、お餞別貰ったから~。(ありがと~!)

そのお菓子はコレなのだ。
Photo_2 じゃあ~~ん!

写真には写っていないが、八丁味噌味キャラメルというのもあった。
八丁味噌味プリッツは以前からあって、友人知人の間では好評だったのだが、数年前からするとお菓子の種類がグ~ンと増えていた。
中でも一番のオススメはこれ!

Photo_3
また、叔母か従姉に頼んで送って貰おうかなぁと思っているくらい。

Photo_5
ちなみにコレは長野で買った、信州限定マーブルチョコレート。
りんご味よ~ん。

Photo_14 名古屋駅のツインタワー

台風が夜中から朝にかけて近づきそうだったので、明日の夜まで叔母宅でひとりの私は、名古屋駅にあるJRタカシマヤの地階に行って食料の買出しへ~~ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
地階1階で晩ご飯を買ったあとに、地階2階にあるフォーションへ明日の朝のパンを買いに降りた。
するとっっ!以前はなかったお店があるのじゃ~~~( ̄□ ̄;) !
それは、『メゾンカイザー』という美味しいパン屋さん。
小さいお店なのに、あっちほうまで行列している状態だったけど、美味しいパンのためならばっ、並ぶくらい平気なのだ。
っというわけで、15分くらい並んで、パン2個とキッシュロレーヌを買ってホクホク菊ちゃん♪
次の朝、食べたのだが美味しかったよ~~ん(@⌒ー⌒@)

2 台風一過の夕空

台風は次の日の午前中には通り過ぎていて、晴れていたのでお洗濯を2回した。
午後から四日市に奈良美智の映画を観に行こうと思っていたのだが、伊勢方面は徐行運転で映画には間に合わなさそうなので取りやめた。
ちょこっとだけザンネン(>_<)
夜には母が叔母たちと徳島から帰ってきた。
母たちは徳島の鳴門市にある『大塚国際美術館』へ行ってきたのだ。
広島の叔母がずっと応援している、オルゴール作曲家でギターリストでもある方のコンサートが大塚国際美術館のなかのシスティーナ礼拝堂を再現しているホールであったのだ。
名古屋発着の便は軒並み欠航しているのに、何故か徳島へは行きも返りも 飛んだのだ。
ただし、「伊丹へ降りることがある」という条件つきの飛行で、ほぼ、母たちの貸切状態。
さらに、小さいプロベラで揺れるので、席の前にあるエチケット袋(ゲロ袋)がひとりあたり3枚もあったらしい。

Photo_7

次の日は、午後から叔母たちやいとこたちが集まって母の80歳のお祝いのお食事会なので、午前中に私は街へ出かけて松坂屋へ行った。
ちょうど、松坂屋美術館で 『福田平八郎展』 が開催されていたのだ。
数点づつは観たことがあったのだが、こんなにまとめて観たのは初めてで、とっても嬉しかった。
どこかデザインされたかのようにさえ感じる作品が多く、日本画という枠はせまくて広いと思った。
中には「これだったら私でも描けるかも」と云われそうな作品もあるのだが、実際描けるわけないのだ。
ゆるぎない基本が出来ているひとだけが描けるのだと思った。

2_2

展覧会を観たあと、『キャトルセゾン』や『私の部屋』などを観たあと、またもや美味しそうなお店を発見!

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キルフェボンなのぉぉ~~♪
ここも数名並んでいたが、おひとりサマはこういうときにはすぐ座れるのだ。
どうせなら、ということで愛知店限定のタルトにした。

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一切れ、800円近くもするタルトを食べてスマンのぉ~~。
それもこれも、叔母が「使わないから」と云って、松坂屋の商品券をくれたから~♪( ̄▽ ̄)ノ″
もちろん、叔母んちへのオミヤも買いました~。商品券でぇぇ~。

そんな私が叔母んちへ戻るとみんな集まっていた。
そして、ごちそうと一緒にケーキがふたつも‥。

5 しかもひとつはタルト‥。
4 おめでとう~!
Photo_9 5_2

名古屋の従姉は喫茶店をやっていて、そこの板さんがお寿司を握れるひとで、なかなか美味しかった。
なかでもタコのにぎりがトロリンと美味しかった。
みんなでワイワイと云いながらの食事はとっても楽しかった。
久しぶりにいとこたちとも逢えて嬉しかったなぁ~。

Photo_10 あんかけパスタ

ちなみに、その従姉の喫茶店はいわゆる“名古屋の喫茶店”で、モーニングには、近所のジジババたちが揃ってやってくる。
名古屋名物の「あんかけパスタ」も6種類もあるみたい。

Photo_15 地元の酒、『義侠』

兄に、日本酒を買った。生酒なので冷蔵庫に入るサイズの750ml瓶。
もちろん自分の分も~~♪
兄のもソコソコいいお値段なのだが、私のは兄の倍のお値段なのはナイショなの。
てへっ(。・_・。)

Photo_11 叔母んちから

お祝いも無事に終わったし、名古屋から京都も近いし(新幹線で45分くらい)、親友のいる京都へ行ってみようかなぁ‥‥

   

    

      Photo_12

っと、いうわけで、日も沈みかけたころ、叔母んちを出発して京都へ行ったのだ。

Photo_13 名古屋駅より

まだまだ続く、旅のはなしなのじゃ~。

2007年8月 5日 (日曜日)

ひとやすみ。

    Photo

旅のはなしばかり続いてもなんだし、「そういえば、アレ、どうなったの?」思われていることもあるので、今回は旅のはなしはお休みなのれ~。

かれこれ数ヶ月前に、「10000カウントありがとう!」のプレゼントをしま~す、と云ってから、
すっかり忘れているのか?と思ったかたもいたのでは?と思う今日この頃、
やっと!!プレゼントをお送りしたのじゃ~~(>_<。)ノ

まずは、カウンターの数が多くなったり少なくなったりのときに偶然、
ほぼ10000人目を確認したときの 『ハラCさん』で~す。

Photo_3
猫好きのハラCさんには、猫柄の布を使って作った巾着のなかに、
リンゴ、日向夏、イチゴのジャムを入れて送ったのれ~。
旅行前に送ったのだが、ハラCさんは水切りヨーグルトとともに、すでに完食したらしい。
喜んでもらえて私も嬉しい~~ヾ(@⌒ー⌒@)ノ

あと、名前を書いた紙に眼を閉じて、「えぃ!」と指差ししたところ、ちょうど二人の名前の間だったので、『麦の花さん』と『なしごれんさん』、おめでとう~♪( ̄▽ ̄)ノ″

Photo_4 ブルー系のかぼちゃの巾着のなかに
Photo_5 オレンジママレードと金平糖

オレンジママレードは最近作ったもので、みかん味の金平糖は京都のお土産。
それに、ナゾの名古屋限定土産も少し。
麦の花さんは逢う機会があったので手渡しした。
息子のそわかちゃんが私に抱っこされる日も近い(多分)。

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男性のなしごれんさんに、かぼちゃの巾着はどうかなぁ、と思ったので、鍋つかみにしてみた。
奥様とラブラブと思われる(多分、きっと)ので、ラブリー鍋つかみなの。

Photo_6 2

それと、ビールのお供に名古屋駅で発見した、いろんなところの「柿の種」が入ったお土産と、
食いしん坊のなしごれんさんにもオレンジママレードを‥。
あと、ナゾの「暑い夏をぶっとばせ!セット」も。

‥というわけで、忘れていたわけじゃあなかったのよ~ん。
雑事や昼寝に追われていただけなの~(ノ ̄━ ̄)ノ

こんな私だけど、どうぞこれからもよろしくネ(。・_・。)ノ

チャオ!

2007年8月 2日 (木曜日)

湖のほとり

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鹿児島はずっと雨が続いていて、梅雨が終わる日が来るのだろうか?とさえ思うくらいのころ、母と私は名古屋へ出発した。
南のほうからは台風4号の足音を聞きながら‥。
飛行機が鹿児島を飛び立つときは、小雨まじりの天気だった。
それが、雲の上にくるといい天気だったのだ~!

4  雲の上を散歩なの

父が亡くなって1年もしないうちに仲良しだったおじちゃんも亡くなった。
そのふたりが仲良く雲の上で釣り糸を垂らしているんじゃないか、とフト頭のなかをよぎった。
現実にはありえないことさえ、手が届くところで起きるのではないかという錯覚みたいなものを感じながら、「パパ、楽しい旅になりますように見守っていてね」と雲のどこかにいる父にお願いした。

陽が落ちたばかりの中部国際空港【セントレア】に着いたら、叔父(名古屋の叔母のダンナさん)が迎えに来ていた。
着いてまず感じたことは「あ、涼しい」ということだった。
そして、叔父の車に乗って、ビックリしたのがコレ。
Photo 昼間撮影

バックミラーにおびただしい数の飾り‥( ̄□ ̄;) !
だ・だ・だいじょうぶなのかっっ?!
叔父の車で流れる音楽はいつも演歌。
しかも、そのとき練習中の曲がエンドレス~(ノ ̄━ ̄)ノ(ノ ̄━ ̄)ノ(ノ ̄━ ̄)ノ♪
セントレアから叔母の家までの1時間以上の間、同じ曲を聴きながらも疲れすぎていた私はぐっすり寝た。

Photo_2 名古屋駅前より

次の日、早朝に私は叔母の家を出発した。
母は叔父叔母と一緒に次の日に徳島の鳴門市に行くのだが、私はもちろ~ん別行動で、長野の諏訪湖周辺の美術館巡りをするのじゃ~~♪( ̄▽ ̄)ノ″
以前から行ってみたい美術館(童画館)があって、地理的に鹿児島からだと名古屋か東京に行ったついでじゃないと長野はちょっと無理なので、今回行ってみることにしたのだ。
はじめは、東京に行って『コルビュジェ展』が観た~い!と思っていたのだが、コルビュジェは10年くらい前に一度回顧展を観ているし、連休の多いときはイヤだし、他にも行くところもあったのでやめた。
コルビュジェだけ観て、長野へ行こうかなぁ、とか考えたのだが、そうせずに正解だったのだ。
なにしろ台風が下からやってきているのだ~。

Photo_3 ワイドビュー特急しなの

8時ちょうどの、しなの3号でぇ~、私は私はあなたから旅立ちます~♪

Photo_4 ひつまぶし巻きよ~ん

車内で名古屋駅で買った、『ひつまぶし巻き』を食べた。
これがあなた、美味しかったのだ~ヾ(@⌒ー⌒@)ノ
ひつまぶしを食べるように、最初はそのままで、次は薬味(わさびなど)をつけて、最後はお茶漬けにして、ということで、わさびやお抹茶の粉までついていた。
でも車内で入れ物がないので、お茶漬けは無理で、わさびまで~。

2 塩尻で
Photo_5 乗り換えるのだ

正直いうと、別に特急あずさ号に乗らなくても、各駅停車でもよかったのだが、切符を買うときに何かの手違いで乗ることに‥。
目的の岡谷駅までは特急に乗っても各駅停車に乗っても、さほどかかる時間に差がないのだ。
でも、いろんな列車に乗られていいかなぁ~、っと。
以前は、主に西日本なのだが、いろんな列車に乗って、あちこちの美術館巡りをした。
NHK・BSで放映されていた関口知宏の列車の旅を見ていると、乗ったことのある路線が出てくるので嬉しくなるものだった。

Photo_6 岡谷駅に着いたワン!

Photo_7 駅から15分くらいの
Photo_8 イルフ童画館へ
2_2 コレって金平糖かな?それとも、モヤっとボール?

イルフ童画館は、大正から昭和にかけて、『コドモノクニ』や『キンダーブック』といった児童向け雑誌の挿絵などで活躍していた、武井武雄の作品を紹介し、それと供に「童画の世界」を広く発信している日本童画美術館。
私はもちろん、リアルタイムで武井武雄の作品に出会ったわけではなく、絵本よりも漫画で育った世代なので、大人になってから知った作家なのだ。
岡本帰一や初山滋といった作家と同じように、「なんだか懐かしく、そしていとおしいカンジ」で気になっていたのだが、特に刊本を知ってから、ぜひ死ぬまでに一度、ここイルフ童画館に行ってみたかったのだ。

Photo_11 Photo_12
エレベーターや階段のモビール、そして館内になにげなく置いてある椅子やテーブルまで、武井武雄のイメージを損なわない配置だった。
このモビールは持って帰りたいくらいで、この小さいサイズが売っていたらいいのに、と思った。

Photo_13 そして、刊本コーナーへ!

『本の宝石』と云われる造本芸術の世界なのだ。
観ていて背中を電気がビビビッと走るようなカンジや胸がプワ~ッと熱くなってくるカンジで、本当にフラ~と眩暈を感じたくらいだ。
さらにその本たちを保管する箱というのがいくつもあって、それがまた素晴らしいのだ。
刊本のお部屋であたし、ちょっと目頭が厚くなって、いつまでも観ていたいと思った。
以前、静岡にある『芹沢蛙介美術館』で刊本を観たときに、涙が溢れてしまったことがあったのだが、今回はそれ以上の打ち震える感動だったような気がする。
本当に来てよかったよぉぉぉ~と。

Photo_15 ラムラム王が案内するコーナーもある
Photo_29 トムズボックスから復刊された本たち
2_6 ハツメイハッチャン

ミュージアム・ショップでハガキや冊子を買った。
上の写真のは、戦前の新聞に掲載されていた四コマ漫画をまとめて復刊されたシリーズ。
東京・吉祥寺にある『トムズボックス』から発刊されたこのシリーズはどうしても持って帰りたかった。
とってもキュートな絵なのよ~ん。グリグリしたくなるくらい。
他の本は重たそうだったので、HPからの通販でこ後日取り寄せようかなぁと思う。

Photo_16 喫茶室にて

イルフ童画館がある岡谷市のすぐ近くにあるのが諏訪湖だ。
諏訪湖周辺は美術館が点在していて、いい機会なので、夕方、旅館に行くまでの道程で何箇所か巡ってみることにした。

Photo_17 ハーモ美術館

アンリ・ルソーと素朴派の画家たちのコレクションの美術館。
中に入ると、面白い展示のしかたで楽しかった。
お金持ちの大きなお家に来て絵をみているカンジ。

Photo_18 2階でいったん外に出るのだ

Photo_19
   2階の通路から見た諏訪湖

Photo_20 北澤美術館

ルネ・ラリック、エミール・ガレ、ドーム兄弟、といったアールヌーボーからアールデコのフランス近代ガラス工芸の、世界的にも屈指のコレクションを誇る美術館。
私は、ガレもラリックもそれぞれ大きな展覧会を見たことがあるので、それほど感動するかなぁと、ちょっぴり思いつつ見始めたのだが、そんなことは忘れてしまうくらい素敵な作品たちだった。
有名な「ひとよだけ」もさることながら、昆虫をモチーフにした作品がとっても好きだった。
展示室内はフラッシュをたかなければ撮影OKなのだが、誰も撮影しておらず、ものすごーーーく勇気を振り絞ってお気に入りのを一枚だけ撮った。

Photo_21ウットリ (*^_^*)

展示室のガラス作品はガラスの持った温かさがあるものが多く、説明してくれる学芸員のお姉さんも優しかったのだが、入口受付やショップのお姉さんたちは、揃いも揃ってガラスの持った冷たさを再現しているかのようなのが気になった。
世の中には「ひとに優しくしたら損!」と思っているんじゃあないか?と感じられるひとがたま~にいるが、まさしく、そんな印象だった。
諏訪湖周辺の美術館のなかではダンドツの入場者があると思われる美術館だと思うのだが、もったいないことだ。
っと、いっても、けっこう美術館って受付が冷たい応対のところが少なくなく、以前、働いていたころは、よその美術館でそういうことを感じるたんびに「自分も気をつけなくちゃ」と思ったものだった。
美術館に限らず、どんな場合でもそうだよねぇ、と感じながら、すぐ近くにある美術館へテクテク。

Photo_22 サンリツ服部美術館

ここでは、ちょうど『よみがえる源氏物語絵巻~平成復元絵巻のすべて』展が開催されていた。
NHKの特集で何度か見ていたので、ラッキー☆と思った。
国宝『源氏物語絵巻』のデジタル写真と、平成復元模写、そして江戸から現代までの模写もあわせて展示してあり、平成とその前の復元模写の違いもよくわかり、なかなか興味深かった。
それよりも私が感動したのは、復元模写とは別に九百年のときをえた国宝の今の状態をそのまま模写する、という作業もあるということだ。
褪色や剥離もそのまま模写しているのだ。
こちらもかなりの根気のいる仕事だと思う。
思いがけずいい展覧会が見られて好かった。

Photo_23 スワンバスに乗るのだ

鹿児島は最高気温32度、最低気温も25度、という状態で旅に出たため、私はノースリーブだった。
母が「長野は思ったよりも寒いよ」と云っていたので、薄いカーディガンはバッグのなかに入っていたのだが、鹿児島ほど冷房がガンガン効いていなかったので着ずにいたのだが、さすがに夕方になると「寒いかも」と思っていた。
そんなとき、旅館へ行くためにバス停で待っていたら、地元のおばちゃんが自転車を停めて私に云った。
「暑いの?」
なので、「いえ。寒いのでカーディガンを着ようと思って~」と云ってバッグから取り出して羽織ったら、おばちゃんは安心したらしく、
「よかった。暑いのかと思って」と云って、自転車で去って行った。
そうなのだ。ここ諏訪湖周辺はこの時期の最高気温は22~23度。
とぉ~っても涼しいのだ。高原が近いので空気もサラサラ~。
本気で「夏はやっぱり避暑地で過ごしたい」と思ったくらい。

Photo_24 ラルバ諏訪湖

今夜のお宿の『ラルバ諏訪湖』に着いた。
全部で8部屋の小さな温泉旅館。
とってもアットホームな雰囲気でお食事も美味しくて、しかも安いのだ。
一泊二食で6500円くらい。
諏訪湖周辺は温泉地でもあるので、どこもたいがいカケ流しの温泉だ。
周りには立派な旅館やホテルがあるのだが、調べていて「ここだ!」と、ビビビッときたのだ。
それは間違いではなかったと思う。
すべては「ひとなり」なのだ。
きっとリピーターも多いハズ。
私もまた諏訪湖に来ることがあったら、ここに泊まりたいと思う。

夕食までの間に少しだけ湖畔を散歩した。

Photo_25 足こぎスワンボート
2_3 袋をかぶった「かりん」

湖畔沿いに黄色い袋がたくさん付いた木が植えてあるのだが、これは「かりん」で、諏訪市の花だそうだ。
諏訪湖も昔と比べるとかなり水質が悪くなっているそうだ。
それをキレイな湖に戻そうと頑張っていると何かでみた。

2_4 鴨の親子
Photo_26 気になる「ボ~ト」の文字

次の日は、台風が近づいていることもあり、早めに名古屋へ帰ることにした。
スワンバスに乗って5分のところにある美術館へ。

Photo_27 原田泰治美術館
Photo_28
開催中の展覧会

特に原田泰治に興味があったわけでもないのだが、見てみると案外面白かった。
台風が近づいていたのだが、ちょうど星野富弘の展示があったのと、雨が降っていた、ということもあり、お客さんが割りと多かった。
見ていて思ったのは、こんなこと云うのはひじょうに申し訳ないのだが、相田みつをとは違うなぁ、ということ。
もちろん、星野富弘のほうがうんといい。
それでも、私は旅の途中じゃなかったら、こういう美術館も展覧会もなかなか見ることはなかったと思うのだが‥。
館内全体に丁寧さが感じられる美術館だった。

Photo_30 八ヶ岳プリン

カフェは諏訪湖が一望できるのだが、あいにくの雨で湖と空がつながった状態。
美味しそうなパンが売っていて、帰りの車内で食べるパンを少し買った。

Photo_31 岡谷駅前のマンホールのふた

スワンバスに乗って岡谷駅に向かった。
諏訪市から岡谷市に入ると小さい道をバスが通る。
その町並みというか家々がなんとも趣きがあって好かった。
古い家がそのまま、というだけではなく、新しく建てたであろう家もイマドキの家でなく、昔のように作ってある家が多いように思えた。
私の住んでいる鹿児島市よりも小さな街なのだが、何か「大切にしているもの」を家ひとつひとつから感じられたのだ。
なんだかとっても羨ましかった。

2_8 Photo_32 3
                駅前のタイルいろいろ

そういえば、信州そばを食べていない、ということに気づいた私は駅近くの蕎麦屋で、ざるソバを食べた。
シコシコしていて美味しかったよ~ん。
でも、ちょっとつゆが濃くて塩っぱかった。
私は鹿児島の甘いしょうゆに慣れているのだ。トホホ‥(^_^;)

Photo_33

今度は各駅停車に乗って塩尻まで行き、特急しなのに乗り換えて名古屋へ帰った。
その日の夜から次の日の夜までは叔母の家には私ひとりなので、台風にも備えなくちゃ、ということで、名古屋駅にあるJRタカシマヤに寄って、デパ地階でお買い物なのじゃ~!

久しぶりに美術館巡りをして、湖と自然のなかで深呼吸してきて気持ちよくなった私なのだが、デパ地階に行くとなんだかね、ワクワクしちゃうの。
「帰ってきた~!」ってカンジ。てへっ f(。・_・。)

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